幸せの行方...

【幸せの行方...】
(2010/ALL GOOD THINGS)



幸せの行方... [DVD]幸せの行方... [DVD]
(2012/05/02)
ライアン・ゴズリング、キルスティン・ダンスト 他

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アメリカで33年間にわたって複数の殺人事件への関与が疑われ続けていた男が、テレビ番組の収録の際、マイクを付けたままトイレで犯行を認めるひとりごとをつぶやいた・・・というニュースが世界中を駆け巡った!
その男=ロバート・ダーストをモデルにした映画まであった。早速見てミタ。
ダーストをライゴズが演じた。

このDVDをTSUTAYAで借りた時、レジのおにーさんが、「あ、これってあれですよね!?」と言ったので、「そうそう、あれあれ」と答えたよ(笑)

ロバート・ダーストは44億ドル(約5300億円)の資産を持つニューヨークの不動産業富豪一族というとこがまたスキャンダラス。
映画を見ると一連の事件がよくわかる。(どんだけ事実に沿っているかはわからんが)
映画の方は実名でなく名前を変えています。

ニューヨークで不動産業を営む富豪一家の御曹司デイビッドは平凡な家庭の女性ケイティと恋に落ち、父の反対を押し切り結婚。ニューヨークを離れて自然食品の店を営みつましくも幸せな日々を送っていた。ところが、父親はそんな息子を強引にニューヨークへと連れ戻してしまう。父の仕事を手伝うことになったデイビッドは、次第に奇妙な行動が目立ち始めていくのだが…。

一回見た時はなんだか凡庸な印象。途中で眠くなってキタ。
今ひとつピンと来なかったのでもう一度見たらなかなかにサスペンスフルではないか!?

デイビッドは7歳の時に母を亡くしたというトラウマがあり、支配的な父から疎んじられていた。
ケイティとの生活は幸せだった。周りは玉の輿婚というけれど、ケイティはナチュラルでデイビッドそのものを愛していた。

デイビッド父つうのが超いやなヤツ。(→フランク・ランジェラが演じた
うちとは家柄が違うとか金目当てとかちくちくイヤミを言ったりするのだが、ケイティはいやな顔ひとつしないよくできた子。

デイビッド父は金持ちだけどゲスい男で、その最たるエピソードが結婚式のくだり。
二人はささやかな式を挙げ、その後デイビッド父とケイティ母の四人で食事をする。
食事が済んで会計の際、デイビッド父がケイティ母に 「チップも入れて39ドル20セントずつだ」。
えっと一瞬ひるんだ後ママは財布を出して支払い、ケイティは「ママ、ありがと」と微笑んだ。

はああっ?チロルだったら、なんてケチくせえクソ野郎なのよ!?とガン飛ばすところだよ。
このエピソードはうまいね。

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と、ここまで見ていて、こんないいコがこの先なぜ殺されるのか? 謎・・・?と思っていたら、なるほどなるほど 殺人に至るプロセスはよう描けてるで。

母の飛び降り自殺を目撃したというトラウマ、父と優等生の弟はデイビッドを無能よばわり。デイビッドは追い詰められていく。
心のよりどころであるケイティとの生活もケイテイの妊娠から亀裂が入り始め・・・。
ケイティは失踪、夫デイビッドが疑われるが決定的証拠が出なかった。

ライゴズはイケメンオーラを消して、終始死んだ魚の目の表情
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デイビッドは明らかに ”病気” なのよ。
時が流れ、ケイティ失踪の事情を知っている女友達デボラ(実際の名はスーザン・バーマン)が殺される。
デボラ役はリリー・レイブ (【アメリカンホラーストーリー】)

そしてデボラ殺害の犯人と思われるマルバーン(→ フィリップ・ベイカー・ホール)が死ぬ。
デイビッドはマルバーン殺しで逮捕されるが、正当防衛を主張。死体遺棄のみ有罪となった。
死体遺棄で数ヶ月の懲役って軽すぎないか?!
なんか納得できないけど、アメリカではそんなもんなんかのぉ。

デボラ事件で世間が騒がしいと田舎で別人になりすますってのははいいけど、なんで女装??
ちょっとふつーじゃないわよ。
そのふつーじゃない発想からの~ち密な計画性がないところが功を奏して捕まらないのかなあと。めちゃくちゃ悪運が強いとも言える。

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見ていて、【フォックスキャッチャー】 のデジャヴ感があった。
大富豪の御曹司、家族の愛が薄く、本人はビジネスに興味がない。
富豪の御曹司でいるのもある意味不幸であるな。

邦題「幸せの行方...」 なぜ最後に三点リーダー? 気になったとです。
オリジナルタイトル 「ALL GOOD THINGS」 は、二人がバーモントで開いた自然食品の店名です。
こういうタイトルって実に欧米的よね。

↓ ホンモノのロバート・ダースト
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「一体俺は何をしたんだって?全員殺したんだよ。もちろん」
放送の翌日逮捕され、16日訴追された。

監督アンドリュー・ジャレッキ なかなかステキではないか
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この人はドキュメンタリ畑の人なのね。

ケーブルTV局HBOが6回シリーズで制作し高評価を得ていたドキュメンタリー番組 【The Jinx: The Life and Deaths of Robert Durst】 これの監督がジャレッキだった!
この最終回で問題のつぶやきが放送されたんだっ! どっひゃあ~!

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Author:ナンシー☆チロ
映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
サッカーも好き☆
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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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