神の恩寵

【神の恩寵】
(2014/In grazia di Dio)


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【2015年 イタリア映画祭 上映作品】

監督:エドアルド・ウィンスピア

ベルリン国際映画祭パノラマ部門出品。

小さな工場を営むアデーレだが、景気後退で手放すことを余儀なくされ、母、娘、妹と田舎の農家に移り住む。慣れない農作業や力仕事、度重なる衝突、望まぬ田舎暮らしの先に待ち受けているのは・・・。

骨太な、イタリア映画らしい作品でした。
舞台となるブーリアは、イタリアをブーツに見立てると、かかとの部分。
南イタリアっすね。レッチェのそば。

アデーレたちが住むことになったとこがほんとーに田舎で、時が止まったようなところ。
アデーレの娘がスマホをいじってなければ、いつの時代の話かわかんなくなりそう。
でも町に出ると、役所にはもちろんPCがあるし、おしゃれなブティックもあるのだ。

父から受け継いだ工場は不況の為倒産。先祖代々の家も手放したが依然借金は残っている。
結婚に失敗し、娘をひとりで育てて来たが、娘はいわゆる”ビッチ”で高校も2年留年。

来日したエドアルド・ウィンスピア監督は、「何もかも失いどん底の人間がそこからどう生きて行くか」を描きたかったと語った。

アデーレはとにかく常に怒りまくってるんだよね。
娘との親子ゲンカもすさまじく、まさにイタリアらしい光景。
アデーレの苦労もわかるけどさ。もう少し娘のことも理解してあげてよと言いたかったよ。彼女は不器用な女なのだ。

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主演の チェレステ・カシャーロ は、監督の奥さん。
監督と共に登壇、Q&Aに答えた。
それによると、自分は女優ではないと。
監督は、「製作費がないので、妻に演じてもらった」と言っていたけど・・・マジ?
そして、ビッチの娘は、二人の実の娘なのだった。

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海と太陽と強い海風。過酷な土地だけど、アデーレの家でとれる食料:トマト、オリーブ、卵などなど何もかもうまそうだった。
これまたイタリアの経済不況は深刻だな、と思うと同時に、イタリアの農業は強い、そして女も。

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追記・その他

  (2015/8/24) 「怒り」に追記あり。

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