ヴィオレッタ

【ヴィオレッタ】
(2011/フランス/MY LITTLE PRINCESS)


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かつて写真家である母のヌードモデルにされたエヴァ・イオネスコ監督自身の実体験に基づく物語。


ヴィオレッタは、ばあばと二人暮らし。ママはめったに帰って来ない。
たまに帰って来るママは華やかできれい。
ある日ママからモデルになるよう誘われる。
ママと一緒にいたい。気に入られたい。ママのモデルになるのは楽しかった。

自分の娘のヌードを撮り始めた母アンナは、次々に高い評価を得る。
娘への要求は次第にエスカレートして行く・・・。

母のモデルになる前は、”普通の” 美少女だった。イノセントな表情がかわいかった。
しかし、モデルを始めると何か別の生き物になって行くようなかんじ。

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ヴィオレッタを演じた アナマリア・ヴァルトロメイが美しすぎる~~
ポーズを取るしぐさ、表情・・・見てはいけないものを見ているような、もやもやとしたキモチになる。

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最初ママは「芸術の為」と言っていた。
たしかにその写真は幻想的で退廃美を感じさせる。
それでも、芸術の為なら娘を道具にしてもいいのか?という話よ。
なんにせよ、表現はエスカレートしポルノに。
結局は「金の為」になって行く。

↓ シド・ヴィシャスとの仕事の依頼も
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今見ると明らかにヤバいよなあ。
見ている間中、「児ポ」というワードが頭に渦巻いていた。
1977年には「児童ポルノ」に対する概念はきわめてゆるかった。

ヴィオレッタは変わって行き、学校に娼婦のようなかっこで行くようになる。
写真は話題になり、学校でいじめにあう。

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やがてヴィオレッタは母に激しく反発する。
モデルになることを拒否。学校にも行かなくなり、精神的に不安定に。
アンナは児童虐待にあたるとして親権が問われることに。
家にソーシャルワーカーがやって来る。
そしてヴィオレッタは母の元から離される――

この家はかなり複雑で、アンナの母親は15歳でアンナを産み家を出る。
どうやら実父に妊娠させられたのだ。
つまり、「ばあば」はアンナの祖母であり、ヴィオレッタのひいおばあちゃんだったのだ。

自己愛のかたまりであるアンナをイザベル・ユペールが演じた。

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監督である エヴァ・イヨネスコは4歳から13歳まで母のモデルを務めた。
ヴィオレッタを演じたアナマリアのインタビュー映像を見ると、素の彼女はブルネットで妖しいオーラは消え、ヘルシーでカワイイ女のコ。映画の持つマジックだわね。
アナマリアは当時10歳。ルーマニア生まれ(東欧圏はやっぱり美人ぞろいだな)

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  (2015/8/24) 「怒り」に追記あり。

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