ブリッジ・オブ・スパイ

「ブリッジ・オブ・スパイ」
(2015/BRIDGE OF SPIES)


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今年もいよいよアカデミー賞の季節になってキタ。
ということで、スピルバーグ&トム・ハンクスのこの作品を観て来ました。
脚本は、”あの”コーエン兄弟だす。
アカデミー賞6部門(作品/助演男優/脚本/美術/編集/作曲)ノミネート。

@TOHOシネマズ日本橋



東西冷戦下の1957年、ニューヨークでソ連のスパイ、アベルが逮捕される。
「アメリカではスパイにも公正な裁きを受けさせるんですよ」という国家のアピールで、公選弁護人に選ばれたのがドノヴァンだった。
とはいえ、裁判は単なるパフォーマンスだったのね。
ところが、ドノヴァンは持ち前の正義感というかフェアな心でアベルの為にがんばっちゃう。
国民はヒステリー状態。
「スパイを死刑にしろ!」

ドノヴァンは国賊扱い。自宅には銃弾が撃ち込まれる。コワ~~!
この辺は「アラバマ物語」を思い出した(涙)
ドノヴァンは家族が危険にさらされてもけして怯まない。

ドノヴァンは担当判事の元に説得に行く。
「彼を死刑にせず、生かしておくことでいつか役立つこともあるかも知れませんよ」

アベルは死刑を免れる。

それからしばらくして、米軍の偵察機がソ連上空で撃墜、パイロットが拘束される。
ドノヴァンの見立てが現実に!
両国の間でスパイの交換が画策され、その交渉を任されたのがドノヴァンだった。
アメリカ政府としては、国ではなくあくまで民間人個人が動いているという体が必要ってことらしい。

ドノヴァンは東ベルリンで一人交渉にあたる。
なんかもう、信じられない展開の連続よ。
実話を基にしたというけれど、どこまでリアルでどこから盛ってあるのかしら?

いやいやいや 任務がタフすぎるやろ~
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同時期に東ベルリンに留学中のイエールの学生が拘束される。
CIAは彼を見捨てようとするが、「不屈の男」ドノヴァンは、彼も交えた1対2の交換に奔走する。
交渉はうまく行くのか?
最後までハラハラドキドキのエンターティメントでした!
コーエン兄弟もこんな娯楽作を書くのネ!

この話は単なるスパイ物じゃないのよね。
人間と人間の物語とでも言えばいいのかしら。
アベルはドノヴァンを信頼し、ドノヴァンはアベルをひとりの人間として尊重して行く。
二人には友情めいたものが芽生えるんだよね。それが終盤に活きて来る。

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米ソの交渉って、まるでキツネとタヌキの化かし合い。
今見ると笑っちゃうんだけど、当時は真剣にやってたのよね。

一番印象に残ったのは、まさにベルリンの壁が出来上がって行くシーン。
東西ベルリンが分断される様は衝撃でした。
ふつーの街にいきなりどんどん壁が築かれちゃうんだから。

壁の上を走る電車に乗っていたドノヴァンは、壁を越えようとする人が銃殺されるのを目撃する。
→ この電車はその後も東西をまたいで走っていたらしい。ただし、東側の駅は全て通過した。

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「ブリッジオブスパイ」とはスパイ交換の引き渡し場所となったグリーニッカー橋のこと。
東西ドイツの境にあり、冷戦期には40名近いスパイが交換された。


トム・ハンクスは「不屈の男」ドノヴァンにぴったりのキャスティングだけど、こりゃ完全にアベル役マーク・ライランスに食われちゃった!
文句なしの存在感。アベルの絵の具がこびりついた指が印象に残る。
さすが英国演劇界の実リキ派。
是非、オスカーを狙って欲しいな。ってロッキーが取らなければネ・・・。

【追 記】(2016/02/29)

本年度アカデミー賞助演男優賞 マーク・ライランスが受賞しました!!

スタローン受賞なるか?!という流れの中、下馬評を覆しみごと初受賞!
おめでとう!!



I am ICHIHASHI 逮捕されるまでPageTopアパートの鍵貸します

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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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