ミステリアス・スキン

「ミステリアス・スキン」
(2004/Mysterious Skin)





【第14回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(2005)上映作品】

【レインボー・リール東京 第25回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(2016)上映作品】


こちらも 2016年4月7日に記事を上げたもの。
「リビング・エンド」に続き、今年の映画祭上映作品(第25回記念 グレッグ・アラキ レトロスペクティブ、鬼才の代表作2作品が上映された)として記事をUPしま~~す。

===
3月の新刊、仔犬養ジンが翻訳したスコット・ハイムの「謎めいた肌」が、グレッグ・アラキ監督「ミステリアス・スキン」だったとは!?
とんだうっかりぽん!気づかなかった。うかつ!
ってことで見てミタとです。

↓カバー表紙はこの映画の子役のコだった!
謎めいた肌 (ハーパーBOOKS)
スコット ハイム
ハーパーコリンズ・ ジャパン
2016-03-17



これ、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映されていたのね。
映画祭のこの画像、たしかに記憶にあるわ。
若者三人の青春映画だと思ってスルーしたんだよね。
とんだ”青春映画”だったわけさ。

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8歳のニールはシングルマザーのママと二人暮らし。
ママは年中男をとっかえひっかえしてる。いわゆるひとつのS○AT!

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あらあら!ママは、エリザベス・シュー。
「リービング・ラスベガス」(1995)で一躍注目されたのに最近すっかりご無沙汰(遠い目)
(最近は「CSI」シリーズに出ているらしい)

リービング・ラスベガス [DVD]
ニコラス・ケイジ
パイオニアLDC
1998-03-21



ニールは、ママと男のいちゃこらシーンを見て、
「ボクっておとこのひとがすきかも」と目覚め始める。

そんな時、少年野球チームのコーチと出会い、ココロときめく。
ママが男を家に引っぱりこむので居場所がないニールは、コーチの家に入りびたるようになる。

コーチの家には、大きなテレビ、いろんなゲームにお菓子がたくさん!
→こういう輩は、こどもがスキなグッズを取り揃えているのがお約束

コーチはやがて本性を現し、ニールは彼の餌食になる。
コーチはペドフィリアだった。
それでもコーチにひいきされたり、優しい言葉をかけてもらえると嬉しかったのね。

mskin03.jpg


14歳になったニールは、地元の公園でオヤジを漁るようになる。
次から次へとオヤジを喰うニール。
ジョセフ・ゴードン・レヴィットは美ケツを出して熱演。
当時23歳だけど、ほんとにティーンエイジャーのように見える。

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美少年のニール相手にホイホイと喜ぶオヤジの多いこと!

「この街のオヤジ全員と寝た!」

それでもニールはオヤジとヤるのが楽しいわけでなく、金をもらって何を買うわけでもない。

18歳になると、親友ウェンディ(♀)を追ってNYへ行く。
何の職に就くでもなし、すっかり”リッパ”な男娼に!

NYにはいろんなオヤジがいる。
服を脱いだらエイズ患者だったオヤジ。
ビビるニールに、「背中をさすってくれればいい」と言い、恍惚となる。

mskin08.jpg


このオヤジ、どっかで見たよな~と思ったら、ビリー・ドラゴだった。(鮎川誠かと思ったぜ!w)

とにかくニールが痛々しくて見ててつらい・・・。
コンドームを使うことも知らずにやってたんだよね。

これはさすがにマズいと、サンドイッチ屋で働き始めたものの、つい道で声をかけて来たオヤジの車に乗っちゃった。
このオヤジがマジヤバいヤツで、部屋に入った途端暴力をふるうサディスト&レイパー。
シャンプーのボトルでめちゃくちゃ殴られ、風呂場でガンガン犯される。

このまま死んでしまうのかと思った・・・。

一方ブライアンは、こども時代のある数時間の記憶がなく、それはUFOに連れ去られたせいと思い込む。
そしてその失われた記憶に関わることになると、鼻血が出て失神してしまう。
ブライアンの父(封建的でイヤなヤツ)は家を出て、母は仕事が忙しい。
→やはりここでも「父親の不在」
家に一人のブライアンは、UFO研究に取りつかれる。
それはブライアンにとって、自分探しの旅でもあった。

と、ニールとブライアン、二人の少年を描くが全く接点がない。
二本の線は平行線のまま。
そういえば、コーチはどうなったのかしらね?
と思いながら見ていると・・・

ブライアンは記憶の底にある少年の写真を偶然見つける。
それがニールとわかり、家を訪ねる。
レイパーのオヤジのせいでボコボコ状態で帰郷していたニールとやっとご対面!

ニールは、ブライアンが誰なのか、彼が知りたがっていることは何か、一目でわかったのだった。

二人はかつてのコーチの家に忍び込むと、ニールは語り始めるのだった。

(以下ネタバレあり)


ブライアンはかつてニールと同じ野球チームに所属しており、ある日コーチの家に連れて来られた。
そこでニールに誘われてコーチと関係を持ったのだ。
コトが終わった帰り際、ボーゼンとしたブライアンは顔からぶっ倒れて鼻血を出した。
それがトラウマとなり残っていたのだ。

いやいや、コーチは少年たちにフィストファ○クさせていたとは・・・。
その後コーチは突然姿を消す。
その喪失を埋める為にニールはコーチの代替となるオヤジと関係を重ねたわけだ。
ブライアンはその時の記憶を失くすことで、自己防衛していたのね。

何もかもが明らかになり、ニールはブライアンをそっと抱きしめるのだった。


===
児童虐待、小児性愛をテーマにした作品。
子役たち、よく出演してくれたよな。
今なら映画製作はもっとむずかしいかも。
グレッグ・アラキは子役たちに配慮して、直接描写は避けたと言ってる。
その分ジョセフ・ゴードンのターンになると、フ○ックシーンの連続w
ほんまようやったわ。

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ジョセフ・ゴードンは実は泣きの名作ゲイムービー 「ラターデイズ」 (2003) にも出てたのねえ~ モルモン教の青年役
今やこんなにビッグなるとわ!?
mskin09.jpg

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  (2015/8/24) 「怒り」に追記あり。

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