ロシアへ、愛をこめて/To Russia with Love

「ロシアへ、愛をこめて」
(2014/ USA+Russia/To Russia with Love)


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「007 ロシアより愛をこめて」 ではありませんよ~
「From Russia with Love」 ではなく 「To Russia with Love」 !
Netflix は、ドキュメンタリのジャンルが充実していて、その中でもLGBT系の作品がわりとあるのよね。
ソチ五輪が開催されたロシアでのLGBT事情をめぐるドキュメンタリです。
監督: Noam Gonick


物語はまず、ソチ五輪にコメンテーターとして参加するフィギュアスケーター、ジョニー・ウィアーにフォーカス。
彼にとってロシアは幼いころからの憧れの国。芸術やスケート、大好きな国だけど、オープンリーゲイのジョニーは、ロシアに出来た同性愛者に関する新法が気にかかる。

「ロシアに行ったら逮捕されちゃうとかないよね?」

ジョニーはLGBTの為に積極的に活動していて、ソチに行ってロシアのLGBT組織の人に会うのを楽しみにしていた。

次に同性愛者のスポーツ選手たちにフォーカス。
国連のLGBT支援委員会に、テニスプレーヤー マルチナ・ナブラチロワ、NBA ジェイソン・コリンズらが出席、スピーチに立った。

――ジェイソンがカミングアウトしたら、オバマから祝福の電話が来たんだって?私の時、レーガンからは何もなかったわ。

と笑いを取るナブラチロワ。
これからトランプも電話くれませんよ。
テニスププレーヤー、ビリー・ジーン・キング(キング夫人ね)がソチ五輪の代表団に選ばれた。

ソチ五輪に出場する選手の中に、カミングアウト済みの選手が何人かいる。
オーストラリアのベル・ブロックホフやカナダのアナスタシア・ビューセスなど。
ジョニー・ウィアーと彼ら(彼女ら)は、ロシアの反同性愛者法に対抗して何か発信出来ないかと考えている。

いよいよ開会式が始まった。
カメラは開会式の夜、赤の広場で抗議活動をし逮捕される人々を映す。

では、ロシアの同性愛者のスポーツ選手はどうしているのか?
クローゼットならOK!ゲイバーやクラブに行ってもよし。
しかしカミングアウトしたらリスクが伴う。
「表に出るな。隠れておびえていろ」ってことなわけだ。
それでも自分を偽りたくないと、リスク承知でオープンにする選手もいる。

17歳のブラッドはふつーの高校生だけど、同じ気持ちでゲイであることをオープンにしている。抗議活動にも参加。その為、毎日学校の行き帰りにネオナチグループから暴力を受けている。警官は笑っているだけで助けてはくれない。

ブラッドはジョニー・ウィアーやビリー・ジーン・キングに会う。

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――学校に行くのは戦争に行くようなもの
毎日命の危険を感じている。

――国外に頼れる親戚や知り合いはいないの?


親身に話を聞くビリー・ジーン。

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大会の間に、五輪の理事だか委員(ゲイ)が、twitterでロシア政府に批判的なことを書いたら、夜中にホテルから連行されたという噂が。
ひええええ~コワいいいい~

そもそもこの反同性愛者法というのは、「18歳未満に性的指向の教育を禁じる」というもの。
ティーンエイジャーこそ一番教育が必要なのに・・・とニュージーランドのゲイの選手は心配する。

この作品はいろんなことが盛りだくさん。
過去や現在のメダリストでカミングアウトしている選手がいっぱいいる。イングランドのサッカー界、NBAなど今はいろんなところにいるんだね。彼らの多くはLGBTの人権の為に活動している。オリンピックの間は世界中の目があるけれど、大会終了後のLGBTに対するロシア政府の動きを懸念する。

この映画で印象的だったのは、ジョニー・ウィアーのオーラ、ハンパないってこと。今や彼の発信力は大きいね。

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この作品のナレーションは、ジェイン・リンチ(「glee」スー先生、オープンリーレズビアン)
UKからスティーブン・フライもインタビューに登場!→オープンリーゲイ

最後に、ブラッドの近況が映る。
ブラッドは今、ビリー・ジーンの尽力でカリフォルニア州立大学に通っている。アメリカに来てプライドにも参加。

――初めて恐怖のないゲイパレードに参加したんだ

よかったよかった。
アメリカでのブラッドは、もう顔が別人ですた!
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映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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