キング・オブ・エスケープ

「キング・オブ・エスケープ」
(2009/ Le Roi de l’évasion/93min.)


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【第20回カイエ・デュ・シネマ週間アラン・ギロディ特集】その7

中年のゲイが16歳の女のコと逃亡する話って一体・・・。
前から気になってました。
2009年東京国際映画祭上映作品。
東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品。

農機具セールスマンのアルマン(43)はゲイ。
町はずれのハッテン場に行っては男漁りしてる。
ある夜、ワルガキにからまれてるカルリ(16)を助ける。
カルリはすっかりアルマンを好きになってしまう。
ゲイであったはずのアルマンもなんだかまんざらでない。

ところがカルリの父に反対され、二人は駆け落ちを決行!
アルマンは警察に捕まり、GPSを付けられるも再び
逃げる逃げる~~!
で、「キング・オブ・エスケープ」

これはコメディ映画です。
主演の リュドヴィック・ベルティヨ が巨体を揺らして、パンツ一丁で逃げ回るとことか超笑える~~

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BLではよく主人公のカプル以外に、主人公の兄弟もゲイで、その秘書や親友もゲイという現実離れしたホモホモワールドの話があるけれど、この映画もまさにそれ!
農業トラクターを買おうとしているアルマンの客もゲイ、その家に来ていた知人のじーさんもゲイ。
アルマンがサイクリングに出かけて立ち寄ったレストランで寝ていたおやじもゲイ。
アルマンがひそかに好みのタイプだと思っていた上司もそう嫌がる訳でなく、
ラストには
えーーっ!!
この人まで!?

というホモホモワールド!w

alainking04.jpg

しか~し、見ながら、
ガチゲイのアルマンがなぜ女に転ぶ??
と、「?」 で いぱい。

セクシュアリテイはゆらぐものってこと?
って思っていると・・・

結末は、

なるほど~ ゆらぐものってことなんだ
というお話でした。

ギロディ監督は、新作を作る時、常に前の作品で不満が残ったこと、やれなかったことの反省から始まると語った。
この作品で「十分に”性愛”を描けなかった」という思いから、次の「湖の見知らぬ男」が生まれた。

この作品、ゲイのセックスやヘテロのセックス(アルマン&カルリ)が描かれる。
シロート目には、十分描かれてると思うけど・・・。
監督の思う”性愛”じゃないのね、きっと。
この作品なくして「湖の~」は生まれなかったという貴重な一作。

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