はじまりの街

「はじまりの街」
(2016/La vita possibile)


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【2017年 イタリア映画祭 上映作品】

GWといえばイタリア映画祭の季節。
昨年は諸事情で行けませんでした。
今年は2本見ました。
上映終了後監督のQ&Aあり。
『幸せのバランス』 『われらの子供たち』 に続いて、再び家族をテーマとしたイヴァーノ・デ・マッテオの最新作。
10月岩波ホールにて公開予定。


夫のDVから逃れ、アンナは12歳の息子ヴァレリオと共に親友カルラが暮らすトリノへと移り住む。新たな生活を築くのに必死な親子を、独身のカルラは快く自宅へと迎え入れ、温かく見守るのだが。



とってもよかったです。
イタリア映画祭ここ近年一二の秀作!

ヴァレリオはある日父親が母に暴力をふるっているところを目撃してしまう。
そこから逃げるようにトリノへと移り住む二人。

ヴァレリオは父のDVにショックを受け、さらに仲の良い友達と別れること、環境の変化にナーバスになっている。
アンナは新しい仕事に追われ、息子に夫から届いた手紙に神経質になる。
そんな親子をカルラやビストロオーナーはあたたかく見守る。

はあ~身につまされるテーマに心がヒリヒリ。
DVって今や普遍的なテーマだよな。
ただでさえ、思春期のこどもは難しいのに、こんなことになったら、母親はどうしていいかわかんないよ。
見ていて自分が追い詰められたような気になっちまった。

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アンナたちはもっと周りを頼っていいし、周りの人たちは手を差し伸べよう。
人生楽ありゃ苦もあるさ。人生捨てたもんじゃない。
人生ってすばらしい!というお話。

上映後のQ&Aセッション、マッテオ監督が登壇。
監督からいろいろなエピソードが聞けました。
DVというテーマは、監督のこどもの友だちの家の話。身近に起きたことから始まったとのこと。
マルゲリータ・ヴイは生活に疲れた様子を出す為、ノーメイク、撮影後の修正なしを許可してくれた。
カルラ役は当初ヴァレリア・ブルーニ・テデスキにオファーしたが叶わず、その後ヴァレリア・ゴリーノに決定した。

また、会場から「音楽が映画の内容ととても合っていた」との意見が。
監督はこれに大喜び!
今回サントラを先に作って、それを流しながら撮影して行ったと。
監督の音楽へのこだわりが伝わってきました。

イタリア映画祭は例年トンデモ質問が多いけど、今回はナイッスな質問が多く出た!
(質問者の年齢層が若かったことが要因かも・・・)

ヴァレリオはサッカー少年で、トリノだけに街はユヴェントスで盛り上がっている。
ビストロオーナーも実は訳アリの元セリエAのジョカトーレ。

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このラモス瑠偉のNGみたいな彼、どっかで見たよなあと思ったら、ぬあんと
ブリューノ・トデスキーニ だった!
わからんかったとです。
愛する者よ、列車に乗れ」 [A LOVE TO HIDE] でゲイ役を演じた。

ゲイ役を演じた頃のトデスキーニはこんなかんじ

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この作品、岩波というよりはシネスイッチ銀座ってかんじ。
どんな人にも受け入れられるようなとでもいえばいいかな。
おススメでっす。

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  (2015/8/24) 「怒り」に追記あり。

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