美女と野獣(2017)

「美女と野獣」
(2017/BEAUTY AND THE BEAST)

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ディズニーアニメ「美女と野獣」を、ビル・コンドン(「シカゴ」「ドリームガールズ」)が実写化。


進歩的な考え方が原因で、閉鎖的な村人たちとなじめないことに悩む美女ベル。ある日、彼女は野獣と遭遇する。彼は魔女の呪いによって変身させられた王子で、魔女が置いていったバラの花びらが散ってしまう前に誰かを愛し、愛されなければ元の姿に戻ることができない身であった。その恐ろしい外見にたじろぎながらも、野獣に心惹(ひ)かれていくベル。一方の野獣は……。


と~~っても 楽しかったです。
今作、話題のポイントがいくつかある。

その1 ディズニー作品におけるプリンセスがフェミニズム的に問題があると言われていること。
そんな論争があったなんて、ちぇんちぇん知らんかったとですよ。
つまり、ヒロインは王子様を待っているだけの女性で、二人は結婚してめでたしめでたし、つうのがいかがなものかといいうことらしい。

――自分から狩りに出ないとオトコ出来ないって思ってない?
じゃあ、質問です!
花は、自分からミツバチを探しに行きますか?
探さない・・・待つの

これは、ブルゾンちえみのルールですからw

そんな中、ディズニープリンセスの中でも、他とはちょっと違うキャラのベル。
進歩的で知性があって、アイデンティティーを持ってる。
そんなベルをエマ・ワトソンが演じる。ナイッスキャスティング~~!

これはオープンリーゲイのビル・コンドンのヴィジョンもあるね。
ってことで、

その2 ディズニー史上初めて“ゲイ”のキャラクターを登場させた。
ガストン(ルーク・エヴァンス)の従者ル・フウのキャラクターをふくらませた。
アニメ版では、ピエロ的なこっけいなキャラクター。

しかし、しかし、実際見ると、全然あからさまでなく、そうと気づかないでスルーしている人大多数だと思うわよ。
これに対するエマのコメントが一番ぴったりだと思う。

――ル・フウがゲイのキャラクターっていうのはすごく“あいまい”なの。
でもその“あいまいさ”がいいの。


にも拘わらず、ロシアや中東の国では上映制限がされました。

↓ル・フウ役はジョシュ・ギャッド
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また、ベルがいつも利用している村の本屋のご主人が、アニメ版では(もちろん)“白人”のじーさんだったけど、ここでは若いブラックになっている。

この時代、こんなとこにブラックがいるわけないじゃん!とヤボなツッコミはなしよ。
それなら、こんな野獣やしゃべるティーポットもいるわけないじゃん!って話よ。

その3 豪華な脇役陣!
ベルのパパ=ケヴィン・クライン
悪役ガストン=ルーク・エヴァンス
ルークはほんとアニメのガストンにそ・っくり!
ルーク、歌もうまいしステキ!
チロル的にはルークは主役より脇で光ってほしいのよ。
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呪いをかけられた城の人々:
燭台ルミエール=ユアン・マクレガー なんてゴーカ!
他、エマ・トンプソン、スタンリー・トゥッチ・・・
海外の俳優って、ほんと芸達者だよねえ

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時計は、イアン・マッケラン。 コンドン組だもんね
同じくコンドン組のハティ・モラハンも出てる。
→ 二人が出演したビル・コンドン作品「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」(2015)後日UP予定

一番の名シーン、ベルと野獣のダンスシーン、エマ・トンプソンの歌う名ナンバーと共に感動~~~~!
ミュージカルの素晴らしさを実感するひととき。

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↓少しずつ心を通わせ始める二人に萌え萌え~
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ご存知の通り、最後は呪いがとけて野獣は王子の姿に戻り、めでたしめでたし、なんだけど。
チロル的には野獣のままの方がずっとmyタイプなんだけどなあ~~
あ、そっか、それだと獣カ〇になっちゃうからダメか!?(ゲホゲホ

ダン・スティーヴンスは、ゲイの青年を演じた「ライン・オブ・ビューティ~愛と欲望の境界線」(2006)からすっかり大出世したねえ。

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Comment

急にコメント失礼します。
写真多くて、ブログの見やすさに感激しました。

私も原作ではギャグでしかなかったル・フウが、生きたキャラクターになっているという変化が、今作の最大のポイントで非常に良かったと感じています!

■西木 さん

こんにちはァ
コメントありがとうございます。

> 写真多くて、ブログの見やすさに感激しました。
楽しんでいただけたようでよかったです!

> 私も原作ではギャグでしかなかったル・フウが、生きたキャラクターになっているという変化が、今作の最大のポイントで非常に良かったと感じています!
そうなんですよね。ガストンに隷属しているようなル・フウだけど、ここではル・フウの人格も描かれていて好感持てました。
やっぱり”現代版”「美女と野獣」になってるんですね。
古典でもその時代に合わせて少しずつ変化していくことは大切だと思いました。
20年後、30年後にはまた違う「美女と野獣」が見られるのかも。

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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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