ファーザーズ

「ファーザーズ」
(2016/タイ/Fathers)


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【レインボー・リール東京 (2017)
第26回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 上映作品】


キ〇チョーの夏、日本の夏、映画祭の夏。
東京国際レズビアン&ゲイ映画祭は25年目の昨年から、名称が「レインボー・リール東京」に変更になりました。
(多様な性に対応するってことですね イイネ!)

今年の一発目はタイ映画です。
青山スパイラルホールでの前売りはチケットぴあで早々に完売。
その影響かどうか、1st ラウンドのシネマート新宿も大盛況。
入場前はロビーが人で溢れかえり、そりゃあもう大騒ぎさ☆
監督:パラトポル・ミンポーンピチット

@シネマート新宿

そういえば、去年の一発目もタイ映画だったな。


孤児を養子として育てるゲイカップル
二人の父の愛が今、試される


交際13年のプーンとユクは、孤児の少年ブットを養子として引き取り育てている。小学校に上がったブットは、同級生から父が二人いることをからかわれ、実の母について興味を持ち始める。そんな時、一家のもとに児童権利保護団体のスタッフが現れ、プーンとユクは少年のために大きな決断をすることを迫られるが…。


とにかくゲイカップル二人の上玉感ハンパない!
美男美女ならぬ、美男美男カプ。
しかも超金持ちで、モデルハウスのようなリッパなおうち。
家庭菜園したり、サッカーもできる庭もある。
年長のプーンは会社役員で、やんちゃ系ユクは在宅のITワーカー。
ブットもハンサムおチビ!!

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しかも二人そろって脱いでもスゴい!
前半はニヤニヤと見てました。

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タイでは「同性婚」法案も可決されそうな見通しで、二人はさらにラブラブ。
今はブットはプーンの養子だけど、結婚したら晴れて自分もブットの父親になれると、ブットを可愛がるユクも期待を寄せる。

そんな二人の元に、自動権利保護団体のおばはんが現れ、この家はこどもを育てる環境に適していないと言い出した。そしてブットを捨てた母親を探し出して来て、こどもには母親が必要と主張。

二人はおばはんに、「同性婚が合法化したら、僕たちも認められることになる」と言う。
するとおばはんは、「法で認められても、社会が認めることにはならないわ」
憎らしいけど、おばはん、うまいこと言いよるな。

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ユクはおばはんの言うことに従うことないと反対するが、プーンはブットのことを思い、おばはんの提案を受け入れ、1~2週間母親の元に行かせることに同意する。
法的にはブットの父親はプーンなんだから、母親が現れても動じることはない。理屈では。

この辺りの展開がかなり乱暴アルヨ・・・。
母親を恋しがるブットの気持ちはわかるけど、いきなり1~2週間はないよねえ。
実の母とはいえ、今まで知らない人と暮らすって、こどもにはストレスだし、ダディたちに自分は捨てられたと傷ついてる。
ならし保育みたいに、最初はとりあえず1泊とかからスタートだよね。
ブットがかわいそう・・・。

ブットを失うかもしれない寂しさで、二人のダディの仲も崩壊寸前。

タイは寛容な国だけど、偏見は根強くある。
同性カップルと養子の問題で、反対派は、
「こどもがいじめられる。かわいそう」 という意見がある。
以前当事者たちの意見を聞いた調査結果を見た。
当時者たちは予想以上に全く苦にしていなかった。
親がヘテロでもいじめはある。
どこにでもいじめるヤツはいるんだから。

この二人は、ブットにとって最高のダディたちだよ。
こんなダディが二人もいて、ブットは幸せよ。
それでもプーンは自分の子育てがベストかどうか自信が持てない。
もしブットが「ママと暮らしたい」と言ったら・・・。
さて――
最後はほろっとさせられます・・・。

おばはんの女優さん、すごいビューチホー!
ザ・アジアの女優ってかんじ

↓役とべつじん!!
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一方、ブットの母親役の女優はその対極。
いわゆる“ふくよか”で、ママチャリでイトーヨーカ堂に来ているみたいなふつーっぽい人だった。リアル。

金持ちと結婚して、ブットのママの家はタワマン。
ここのおうちもリッパ。
この映画の中には、タイの都市の猥雑な匂い=排ガスや屋台のにおいなど全くなく、万事スタイリッシュだった。
カメラもきれいで、タイの“今の映画”を見たってかんじ。

プーン役Asda Panichkulは、ハーフだよね。いかにもデルモ上がりっぽい。
ユク役Nat Sakdatornは、シンガーでもあるみたい。
エンディング曲を歌っていたのは彼。
彼の方がゲイ受けするタイプ?
楽しかったです。

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【 追記: 2017.07.15 】

映画祭twitter によると、
プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。
ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

だそうでございます。

アンダー・ハー・マウスPageTop男として死ぬ

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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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