わらの犬

「わらの犬」
(1971/Straw Dogs)


sdogs01.jpg


ご存知、サム・ペキンパー監督作品。
原作はイギリスの作家ゴードン・M・ウィリアムズの「トレンチャー農場の包囲」
@Netflix



公開当時、暴力描写が話題になった。
こわ~~!!

小心者のチロルは、一生見ることはないと思っていたところ、成り行きで見ることに。
見てみたら、なんだ!考えていたのと全然違ってた!
食わず嫌いはヨクナイネ!
見てよかったでした。

デヴィッドとエイミーの夫婦はアメリカから、のどかなエイミーの故郷にやって来た。
デヴィッドは数学者。穏やかなおたく気質。

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閉鎖的な村は、よそ者に冷たい。
デヴィッドは村人たちに馬鹿にされる始末。
妻エイミーは、不甲斐ない夫にいささか切れ気味。

珍しく村の若者がデヴィッドを狩りに誘ってくれた。
ところがそれは罠だった。
夫が留守の間に、エイミーの幼なじみチャーリーがやって来てエイミーを誘惑。

当時の記憶では、妻エイミーのレイプシーンが話題になった。
それだけでチロル、ガクブルだったけど、実際見てみると考えていたのとちと違う。
チャーリーとエイミーは昔付き合っていたことがあるようで・・・。
不甲斐ない夫に不満があったエイミーは、最初は抵抗しながら、チャーリーを受け入れるのだった。

ところが問題はその後!
その様子を見ていたチャーリーの仲間が、ちゃっかりその後に”乗って”来た!
チャーリーまでは良かったけど、闖入者は予想ガ~イ!
エイミーは恐怖に震え、それをあっさり許したチャーリーも許せない。

狩りから戻って来たデヴィッドに、エイミーは何も話せない。
しかし自分をレイプした男が同じ村にいることはトラウマとなる

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そんな中、知的障害のあるヘンリーが問題を起こし、成り行きでデヴィッドは彼を家に匿う。
逆上した村人たちはヘンリーを引き渡すようデヴィッドの家を取り囲むが、デヴィッドの怒りが爆発する。

この話は今見ても全く古臭くない。
むしろ一周回って、現在と通じるものがある気がするよ。
都会から田舎に移住する人々が多い現在、ここまで行かなくても、なんらか似たような経験をした人もいるのでは?
そして穏やかな人間が何かをきっかけに本能が目覚めることも。

やっぱダスティン・ホフマンってうまいよなあ。
ナイーヴなデヴィッドとキレたデヴィッド。一人二役のようなキレ芸にあっぱれ!

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エイミー役スーザン・ジョージも魅力的。
この時代の女優は惜しげもなく脱いだ。あっぱれ!

ヘンリー役は、デヴィッド・ワーナー。なつかすぃ~!
コアなファンがいたよな。
今年76歳!ご存命

サム・ペキンパーといえば暴力描写というイメージだったけど、単なる暴力描写ではなく、そこに至る必然性があるのだと今回よくわかりました。勉強になりました。

マイ・マザーPageTopディーン、君がいた瞬間(とき)

Comment

おそろしか映画でした

「暴力の本質とは何か 衝撃の世界に対峙しろ」って成り行きで見てしまいまして、
>食わず嫌いはヨクナイネ!見てよかったでした。
いやいや、面白いのですが、後味どんより怖いですね~見なきゃよかったって対峙出来ません~
垂涎物の韓国ノワール、生の本質っつうかどんより感が大好きなんですけれど、わいにはこの作品消化しきれず脱落
>単なる暴力描写ではなく、そこに至る必然性があるのだと今回よくわかりました。
必然性はあるのですが、デヴィッドの暴力へのかたくなな正当性がスマート過ぎて頭で理解できても体感できないのよ
この映画の本質ってやつがね
>やっぱダスティン・ホフマンってうまいよなあ。
ナイーヴなデヴィッドとキレたデヴィッド。一人二役のようなキレ芸にあっぱれ!
確かに! 韓流は、無言で痛めつけたり、感情むき出しで血まみれにしたりもするけれど、それとは違うホフマンの役者芸が際立っていたわ
そして、この時代の女優は本当に素敵
何故かしら魅力的ですよね




■けんちゃん

お久しぶり~ふ!

> 垂涎物の韓国ノワール、生の本質っつうかどんより感が大好きなんですけれど、わいにはこの作品消化しきれず脱落
あれ?けんちゃんが?!

> 確かに! 韓流は、無言で痛めつけたり、感情むき出しで血まみれにしたりもするけれど、それとは違うホフマンの役者芸が際立っていたわ
ダスティン・ホフマンって、おれってうまいだろ?みたいなとこが鼻につくんだけど、
これは、参りました!ってかんじだったわよ。

> そして、この時代の女優は本当に素敵
> 何故かしら魅力的ですよね
ほんま。同感です。自然体なかんじがよいよねえ。

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映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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