詩人の恋

「詩人の恋」
(2017/韓国/The Poet and the Boy )


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東京国際映画祭2017 その2

今年の東京国際映画祭、韓国映画はこの一作だけだったそうな。
ヤン・イクチュン(「息もできない」監督・主演)が主演の詩人を演じた。

監督:キム・ヤンヒ

息もできない [DVD]
ヤン・イクチュン
Happinet(SB)(D)
2010-12-03




済州島に生まれ育った30代後半の詩人。彼は生計のため、島の学校で詩作の授業の教鞭を執っている。彼の妻は子どもを望んでいるが、彼は気が乗らない。しかし、ついに産科に検査を受けに行く。ある日ドーナツ店で・・・

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↑ 映画祭のこの画像と「詩人の恋」というタイトルから、なにやらスタイリッシュなサランヘヨーを想像していたら・・・
全然違ってた!
事前の予想と正反対の、うだつの上がらない、所帯じみた“詩人”。
商店を営んでいる妻に食わせてもらってる。
ある日家の真ん前にドーナツ店がオープン。

アルバイト店員の青年に ズキューン!!
店に通う内に青年と親しくなり・・・。

↓ 青年 さすが韓国映画、レベル高いッス。
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青年のワケありな家庭事情、先の見えない不妊治療などいろいろあったが、詩人は家を出て、青年と暮らす決心をするのだが・・・。

二人の関係は果たして何だったのだろうか?
ラブはあったけど、それは性愛を伴うようなものだったのだろうか?
劇中詩人は「俺ってバイだったんだな」とつぶやく。
しかし、青年は?
家に居場所がないような時に、優しくしてもらってカン違いしただけではなかったの?

韓国映画特有の容赦ない描写を存分に味わえます。
青年の母の口汚いののしりとか。
アジア的生活感、妻がおならしたりとか(笑)
欧米の映画でこういうシーンってまず見ないよね。

ヤン・イクチュンはこの映画の前に、日本映画「あゝ、荒野」のボクサー役で10キロ減量。戻ったところで、今度はこれの為に10キロ増量を言われた。
太る方が難しく、結局7.8キロしか太れなかったらしい。それでも十分出バラのおっさん感を出してました。
妻の人物造形もよく出来てる。ガサツだけど前向きで憎めない→ チョン・へジンが好演

「あゝ、荒野」 べつじ~ん!!
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===
上映終了後、キム・ヤンヒ監督が登壇。(女性です!)
ヤン・イクチュンとは映画学校時代の先輩後輩で、十年来のつき合い。
イクチュンは”アジュンマ”(おばちゃん)みたいで、細かいところによく気づき世話焼きだとか(笑)

劇中、詩人の書いた詩が何篇か出て来る。
これが味わい深い。
監督のオリジナルではなく、別の詩人の作品とのことです。


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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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