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侠女

「侠女」
(1971/台湾/A Touch of Zen)


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【 台湾巨匠傑作選 2018 】 その2


2本目は胡金銓(キンフー)先生のこの作品!
第28回カンヌ国際映画祭高等技術委員会グランプリ
いわゆるひとつの、キンフー先生の武侠映画です。
日本では劇場未公開だったが、2016年の東京フィルメックスで4Kデジタル修復版が上映された。



明朝時代末期、小さな村に母親と暮らし、絵や書を売る書生のグーは隣家に越して来たヤンと知り合う。ヤンは政府(東廠)に反旗して処刑された大臣の娘で、一族の生き残りだった。政府からヤンに次々と刺客が送られ――

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「あの頃、この時」で述べましたように、今回の「台湾巨匠傑作選2018」、我的目玉はキンフー作品でありました。この後「残酷ドラゴン 血斗竜門の宿」も観ました → 後日UP予定

どーも長い(180分)と思ったら、もともとは第一部「チンルー砦の戦い」第二部「最後の法力」となっていたものを一つにまとめたとのこと。
長尺だけあって、その世界観のスケールがデカい!
終盤の決戦の地は、どこかの惑星のようでもあり、山水画に描かれる光景のようでもある。
ロイチャオ演じる高僧は、最後「仏」の高みを極めるかとさえ思わせる。
終盤はなぜかホドロフスキー的なものを感じた。

喬宏(ロイチャオ)、熊系でかっちょいい!
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「残酷ドラゴン 血斗竜門の宿」を見ると、それが原型で、「侠女」はその発展系という印象。何もかもが進化し、この時点での集大成と思った。

竹林のシーンとか、これが李安の「グリーン・デスティニー」(2000)の原型と言われるのもわかる。
竹林で戦う敵のボスの部下=兄弟の片割れが、あれ?もしかしてサモハン?と思ったら、やっぱりそうだった~!
この時サモハン19歳。出演作を見ると、彼は10歳くらいから映画出てるんだね。

↓似てない兄弟だにゃあ
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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2016-11-02




白鷹(パイイン)ステキ!→ 右端

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戦いが終わりヤンは姿を消す。グーはヤンを探す旅に出る。
ロイチャオの寺で、なんとヤンは男の子を生み、こどもをグーに託すのだった。
こうして川の流れのように、血脈は続いていく(じーん)

===
ヤン役徐楓(シュー・フォン)は、後にプロデューサーとなり、「カンフーキッド」シリーズ、「さらば、わが愛」「花の影」等を世に送った。

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===
帰宅して久しぶりにいそいそと取り出した。
やっぱりためになるなあ




これも

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残酷ドラゴン 血斗竜門の宿PageTopあの頃、この時

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映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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