FC2ブログ

2重螺旋の恋人

「2重螺旋の恋人」
(2017/フランス/ L'amant double)


double01.jpg


今年もフランス映画祭に行って来ました。
今年は2015年以来13年ぶりに会場が横浜となりました。
フランソワ・オゾンの新作です。
上映終了後、オゾン監督が登壇、Q&Aに答えた。5年ぶりの来日。
8月4日ロードショウ公開。
@イオンシネマみなとみらい

原因不明の腹痛に悩まされるクロエは、精神分析医ポールの元を訪れる。穏やかなカウンセリングで痛みから解放されたクロエは、ポールと恋に落ち同居を始める。そんなある日クロエは街でポールそっくりの男と出会う。ルイと名乗る男はポールと双子で、しかも同じ分析医だった。偽名を使ってルイの診察室に通い始めたクロエは、優しいポールと違って傲慢で挑発的なルイに惹きつけられていく――

double02.jpg


オープニング、人体の一部のアップ。
カメラが引くとそれは子宮だったとわかる。
さすがフランス映画だわ~!日本映画じゃありえねぎし。

しかし、これがただのギミックではなく、意味があったとわかるのは見終わってからだった。
オゾン、今回も様々なギミックを仕掛けてくるぜ。ミステリアスな作品。


ポールとルイは本当に双子なのか?ポールの一人二役じゃないの?
なぜポールは双子の兄ルイの存在を否定するのか?
謎が謎を呼びオゾン沼にはまって行く・・・。

クロエを演じるのは、オゾン作品 「17歳」(2012)の マリーヌ・ヴァクト。
この時20歳だったマリーヌも26歳になり、母になったとか。
共演はジェレミー・レニエ(「しあわせの雨傘」)
ジャクリーヌ・ビセットも出演→彼女の出番もギミックあり。混乱する。

上映終了後オゾン監督を迎える時、進行役の(おなじみ)矢田部吉彦さんが
「みなさん、頭の中が謎でいっぱいだと思います」
ほんまやで~

さて、映画も終わって、オゾン登壇。

double04.jpg


この作品の原作は、ジョイス・キャロル・オーツ「LIVES OF THE TWINS」。
オゾンによると、この作品を作ったのは、単純に「双子」に興味を持ったからで、オーツの小説に強く惹かれたとのこと。

Q: 劇中クロエはあるアクセサリーをルイからプレゼントされる。
終盤それは別のところに登場する。どゆこと??

――この映画にはこういったヒントがちりばめられている。
ここではクロエの現実と妄想が混じり合っている。
皆さんが分析医のように答えを見つけてほしい。


Q: キャスティングについて

――実は当初双子の役は別の俳優をキャスティングしてました。
でも例の過激なシーン(劇中クロエがペニパンを着用し、ディルドでFxxxするシーンがある)に怯んで役を降りてしまった。それで、これは自分が信頼する俳優とやるべきだと、ジエレミーに頼んだ。「こういうシーンがあるんだけど」と言ったら、「楽しんで演るよ!」(笑)
彼はベルギー人だから、フランス人よりオープンでユーモアがあるんだ。


こんな質問も出た!ww
Q: この映画には2匹の猫が出てきますが・・・

――猫を使ったのは、猫が映画に出て来ると、何か考えているような知的な印象を与えるから。
反対に犬だと、バカみたいに見えます(笑)


たしかにね~そこがカワイイんだけどね


Q&Aの後はサイン会もあり、チロルもサインもらっちゃいました~!ハッピー!

double07.jpg


しかし、これには運営側に問題もあり。
サイン会の整理券は映画上映1時間前に配布される為、この前に上映された作品を観ることが出来ないと、配布を待っている人たちから不満の声が出ていました。
以前は11時にその日の整理券がもらえた為問題なかったとのこと。
運営側は遅れて来た人にも公平に整理券がもらえるようにと配慮したのかも知れないけれど、弊害の方が大きいように思いました。

都心から小一時間。お勤め帰りの人はちょっとキツいかもなあ。
すっかり旅気分を味わいました~♪

double03.jpg


アフター・ルイPageTopワンダー 君は太陽

Comment

オゾン監督が・・・?

チロさん、こんばんは。
今朝無事帰ってきました。
私の中ですっかり恒例行事となったレインボーリール映画祭。
今年はなんといっても「ゴッズ・オウン・カントリー」!そしてチロさんたちときゃっきゃお話しできたのがとても楽しかったです。どうもありがとうございました。

ところで、オゾン監督が来日してたんですか?
舞台あいさつに、サイン会とは羨ましすぎです。俳優さんみたいなハンサムな監督・・・!
「2重螺旋の恋人」という映画をジェレミー・アイアンズの「戦慄の絆」と比較しているブロガーさんの記事を見たのですが、双子のドクター+1人の女性 ⇒ 兄弟できょうだい・・・(*ノωノ)・・・というところが共通しているのでしょうか?

■マチルダさん

こんにちはァ

今年も無事映画祭が終了してよかったです。
お会いできて楽しかったです!
前回お会いした時は、大雪だったのに、今回は熱波!
ほんとに地球はどうなっちゃうんだろうと思います。

> 今年はなんといっても「ゴッズ・オウン・カントリー」!
いくらセリフは少ないとはいえ、すごいなまってましたよね。
さぞスッキリされたのではないでしょうかw

> 舞台あいさつに、サイン会とは羨ましすぎです。俳優さんみたいなハンサムな監督・・・!
今回はほんとにラッキー!でした。

> 「2重螺旋の恋人」という映画をジェレミー・アイアンズの「戦慄の絆」と比較しているブロガーさんの記事を見たのですが、
おおおおおおお
私も映画を観ている時、あれ?これって「戦慄の絆」じゃん!と思っていたのに、
記事を書く時にはそのことをすっかり忘れていました!!!(不覚)
今回はかなり迷宮をさまよう作品だと思います。

Commentの投稿

 管理人だけに表示する

TrackBack

http://agorass424.blog43.fc2.com/tb.php/1395-1941d754

プロフィール

ナンシー☆チロ

Author:ナンシー☆チロ
映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
サッカーも好き☆
過去記事へのコメントも歓迎です。
尚、宣伝目的や記事に関連のないリンク・コメント・トラックバックなどはこちらで削除させて頂きますので、ご了承下さい。

追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

リンク
最近の記事
最近のコメント
ブログ内検索

月別アーカイブ(タブ)

最近のトラックバック
カテゴリ
カレンダー

11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
QRコード

QRコード

RSSフィード