「ヴィーナス」
(2017/カナダ/Venus)
【レインボー・リール東京 (2018)
第27回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 上映作品】会場をいつもの青山スパイラルホールlに移して。3本目。
カナダ映画です。
監督: エイシャ・マージャラ
女性として生きる決意をしたその時
どこからともなく息子が現れた!保守的なインド系の家庭で育ったシドは、ついに自分が女性であることを家族にカムアウトする。そんな折、シドのアパートに14歳の少年ラルフが訪ねてきて、自分の父親はシドであると告白する。伝統的な家族観を持つ両親と多様性を求めるシドとの対立は、純粋なラルフの出現によってどのように変化していくのか。
ラルフはママの日記を盗み見て、自分の本当のパパを知る。シドとラルフのママは高校の同級生で、卒業してからつき合っていた時があった。ラルフの出現に驚くシド。
ラルフは義父になじめず家に居場所がない。
シドの家やシドの実家のじーちゃん、ばーちゃんのとこも居心地がいい。
いやいや、このコ、典型的白人の少年じゃん!!とか、シドの現住所をどうやって知ったの?!とかツッコミどころはあるけど ま、いっか。
↓じじばば

シドは大学院出てて、それなりの会社に勤めている。
ママにしたら自慢の一人息子であったろうな。
今や、インド系パキスタン系が一番家族、一族にうるさい気がする。
→ 「
ビッグシック」もそうだった。
レズビアンカプルの親友あり

シドは街で元カレ ダニエルと再会。
「きれいだ・・・」(え?)
女性になったシドに会っても思いは変わらずってことだよね。ダニエルの方から復縁を迫って元サヤ。

元のラブラブ生活に戻ったかに見えたが、ダニエルは女性として生きるシドと外出しない。シドのことは家族に内緒。街で会っても知らない顔をする。
傷ついたシドは彼を問い詰める。
ダニエルの味方をするわけじゃないけど、なかなかハードル高いよね。
この辺は「あるある」話なのかな。
シドを愛しているならダニエルはそれなりの覚悟を決めて向き合わないと。
ダニエル、どっかで見たイケメ~ン!と思ったら、グザヴィエ・ドラン「
トム・アト・ザ・ファーム」のにーちゃんだったのか!?

最近トランスの映画が多くなった気がする。