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小説 悪の教典

「悪の教典」 貴志祐介

悪の教典〈上〉 (文春文庫)
貴志 祐介
文藝春秋
2012-08-03



悪の教典〈下〉 (文春文庫)
貴志 祐介
文藝春秋
2012-08-03



映画「悪の教典」 からの~原作を読んでみました。

映画と比べながらひとつ。


とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか?
晨光学院町田高校の英語教師、ハスミンこと蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAから信頼され彼らを虜にしていた。そんな〝どこから見ても良い教師〟は、実は邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。


文庫で上下巻。かなり読み応えあり。
この長編をよく一本の映画にしたよなあ。
小説の方は、多くの登場人物とエピソードが描かれている。
映画はかなり省略した形になっているので、けっこーわかりづらい。
「ああ、そういうことだったのか」とうなずくこと多々。
脚本を書いた三池監督は、全部説明しなくていいさ、わかんないヤツはわかんなくていい、というスタンス。それはそれでいいと思う。

小説のクライマックスは、もちろん終盤の大殺戮シーン。
“ちょっとした”アクシデントから二人殺したハスミンは、今回はそれを隠蔽しきれないと、2年4組全員を殺すことにする。
→二人の為にクラス全員を殺すところがハスミン理論

小説では、生徒たちが各々自分なりにハスミンと対決するところがミソ。
そしてハスミンがいかにして自分のミッションを遂行するかの対決が緻密に描かれている。

ここが映画との大きな違い。
映画では「マック・ザ・ナイフ」のBGMに乗り、大殺人ゲームのように描かれる。
原作ファンの人が映画版に不満を持つのはこの部分であると思う。
その気持ちはわかる。

とにかく原作を読んでわかったのは、今更ながら、“原作と映画は別物“ ということ。
特にこの作成(映画)はみごとな“ザ・三池ワールド”になっている。
文庫の解説を三池崇史が書いています。
三池のハスミン愛が深く感じられるのだった。
ハスミンが復活する続編をアツく希望していました。
チロルも続編希望に一票!!

ハリケーン・ビアンカ: ロシアより憎しみをこめてPageTopアレックス・ストレンジラブ

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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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