映画 春、バーニーズで

「春、バーニーズで」 (2006)

春、バーニーズで春、バーニーズで
(2007/02/14)
西島秀俊寺島しのぶ

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(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
芥川賞作家・吉田修一の原作を、『東京夜曲』の市川準監督がTVドラマ化。
平凡な日常を過ごす男に訪れる「危うい」ひと時を描く。
会社員の筒井は、離婚歴のある瞳と結婚し何不自由のない生活を送っていたが…。
主演は 『海でのはなし。』 の西島秀俊。


これ、観たくて、観たくて。
地元のTSU○AYAには、とーぜんなく、渋谷店・新宿店は在庫はあるものの、いつ行っても貸出中。
実はそれで、TSUTAYA DISCAS に入会したんだけど、残念ながら、在庫リストになし。

とかなんとか言っていたら、今月WOWOWで、アンコール放送されたのだった。


ふう~ん、そうキタか!?
吉田修一 <春、バーニーズで> の連作を、うまく脚色したな、というかんじ。

原作を先に読んでいると、どうしてもキャスティングが気になります。

主役 西島秀俊・・・。 


ぴったり!!

この人って、吉田修一作品そのもの!
吉田修一作品特有のテンションの低さ、それでいて、何やるか分からないような、内に秘めたものがあるところ、合ってます。
どの吉田作品を映像化しても、彼でイケる!

1story01.jpg


作品自体はどうかというと――
小説と映像って、全然別モノだな、と強く感じた。
小説から受ける印象とは我的には、ちょっと違うなあ。

この映画、とってもおしゃれだ。
スタイリッシュで、都会的センスに溢れている。
それを「良し」とするか、「否」―ちょっとすかしてんじゃねえの? と思うかで、又、評価が分かれるかも知れない。

エンマちゃんは田口トモロヲ。
ピーコにそっくり。

トモロヲ2


例の名セリフ

― 文樹。 筒井 文樹。
・・・菅原文太の「文」に、成田三樹夫の「樹」
― あら、二人とも私の好きな俳優じゃない。


といって、バシン!と筒井(西島秀俊)をぶったりするとこが、いかにもカマっぽくていい。

文樹がとってもカワイイです。
これまた、満足のキャスティング!!

11movie01.jpg
文樹 プリチー☆


― おばちゃんにあいさつしなさい。
― 男の人だから、おばちゃんじゃないもん。
― おりこうさんねえ。

― どうして? 男の人でも、おばちゃんはいるんだよ。
― ちょっとお、こどもが混乱するじゃないのよお。 やめなさいよ。
男の人は、おじちゃんだよねえ。
― いいんだよ、おばちゃんで。
こいつには、俺の息子のこいつには、今の内にいろんなこと、
混乱させといてやりたいんだ。


この時の、西島秀俊と田口トモロヲの表情がすごくいい!
この作品中、一番の見せ場だな。
筒井とエンマちゃんの関係性がうかがえるいいシーンだ。

b


西島秀俊って、

― ・・・俺な、若いころ、男と同棲してたことがある。
相手はオカマバーのママで、しばらく食わせてもらってた。


っていうような男に見える役者なのよね。
ああ、この人なら、あり だな、という説得力: 不思議な色気がある。
TV <大奥> では、男色家の家光もやっていたしな。
こういう個性を持った俳優って、今の日本では稀少だ。

なんか、あたし、さっきから、西島秀俊のこと絶賛してる気がする・・・。

原作を読んだ人には、是非見てもらいたい一作。
 
nishi.jpg
絶賛の男・・・



ヘアスプレー(1987)PageTopハードコア・デイズ

Comment

西島秀俊って、あらイイじゃない

ドラマ面白かったわ 小説とは別物だったけど
興味なかった俳優西島、日々を可もなく不可もなく喜怒哀楽とは無関係な役ハマってたじゃない

閻魔ちゃん、出川を小綺麗にした感じを想像してたよね
>エンマちゃんは田口トモロヲ。ピーコにそっくり
笑えた
でも、もうちょっと下世話なベシャリな閻魔ちゃんを想像してたよ
日常、誰にでも起こり得るちょっとした出来事でパラレル世界に移行してしまう危うさ、あるよね〜

瞳が仕掛けた狼少年ごっこ 何故なのかな
危険だけどお互いが暴露し合って納得したかったのか

義母の「瞳も文樹も宜しくお願い致します」って言葉は出て行くキッカケにもなったし、帰るキッカケにもなったと思うよ

時計を捜しに行く、「有ったらそのまま何処かへ、無かったら元の道へ」
最初から筒井は元の場所におさまるであろう事は分かっていたと思うんだわ とにかく今、動いてみたかったんだ

最後、瞳の女房っぷりに拍手!
あっ、女房捨ててた、女っぷりだなぁ すげぇ女だよ

わいの、ツレも瞳っぽいぞ‼︎







■けんちゃん

> ドラマ面白かったわ 小説とは別物だったけど
> 興味なかった俳優西島、日々を可もなく不可もなく喜怒哀楽とは無関係な役ハマってたじゃない
そうなのよ。ほんとにこの時の西島秀俊は吉田修一作品にぴったりな存在だった(過去形)

> 閻魔ちゃん、出川を小綺麗にした感じを想像してたよね
えええええ~~!! それはない!(笑)
チロルは反対にもう少し小ぎれいなかんじのイメージ

> 日常、誰にでも起こり得るちょっとした出来事でパラレル世界に移行してしまう危うさ、あるよね〜
それそれ 日常からの逸脱

> 最後、瞳の女房っぷりに拍手!
> あっ、女房捨ててた、女っぷりだなぁ すげぇ女だよ
寺島しのぶのキャスティングはチロル的には全然しっくりこなかった。
しのぶがやると最初からシングルマザーで生きていけますつう
強さかんじちゃう。

> わいの、ツレも瞳っぽいぞ‼︎
そうなの?

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ナンシー☆チロ

Author:ナンシー☆チロ
映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
サッカーも好き☆
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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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