湖のほとりで

「湖のほとりで」
(2007/ITALY/LA RAGAZZA DEL LAGO)


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イタリアの田舎町の湖のほとりで美しい少女の死体が発見される。刑事は争った形跡がないことから顔見知りの犯行と推測。捜査を進めるうちに、住民たちの複雑な人間関係や、知られざる家族の問題が明らかになっていく。
イタリアのアカデミー賞とも言うべき“ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞”で、史上最多の10部門を独占した話題作。



【2009年 イタリア映画祭 上映作品】

さて観に行こうと劇場hpを見ましたら、

「連日全ての回で混雑が予想されます」

じゃあいつ行けばいいんですかあ!?

レデイスデーの水曜日を避けて行って来た。

13:10 @銀座テアトルシネマ


こんなに多くの ”マダム” たちを久しぶりに見た。とにかく観客の年齢層が高い。
”おばちゃん” ではない、”マダム”! 


北イタリアのとある村に美少女殺人事件が発生する。
捜査にあたるのは、村に赴任してきたばかりのサンツイオだった。
捜査を進める内、住民たちが抱える秘密が明らかになり――


って、何かに似てませんか? んだんだ、こりゃ、イタリア版 <ツイン・ピークス> か!?
ローラ・パーマーは 「世界一美しい死体」 と言われたけど、今回のアンナも美しい。

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アンナはなぜ殺されたのか? 一体誰が?
疑うと怪しいヤツばかり。アンナのボーイフレンド、第一発見者の父親、アンナを偏愛する父、アンナがベビーシッターをしていたアンジェロの両親・・・

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イタリアの刑事さんは、とってもコギレイです。


カメラが美しいです。
ここって、我々が勝手にイメージしている「イタリア」と違うのよね。
アツくないし、空気もひんやりしていそう。まさに 「静謐」。(あまりに ”静謐” で途中意識を失いました)
イタリアといっても、アルプスに近い方はこんなかんじなのかな。
イタリアというと街も住居も遺跡か、ミラノのようなモダンアートな建築物かってかんじだけど、ここは新興住宅地っぽく、なあんだ、ふつーの新しい家もあるじゃん。

本国では大ヒット、イタリアのアカデミー賞といわれる 「ダヴィット・ディ・ドナテッロ賞」史上最多10部門受賞したそうな。
うーーん、これが大ヒット??
<ジョヴァンナのパパ> に続いて、やっぱりイタリア人はわからん。
なんかね、全然すっきりしないの。もやもや感が残るというか。

観終って、一緒に行った たもたもとそーゆーことを話していたら、たもたもが、
「アドリアーナ(料理教室の先生)が言うには、イタリア人はとにかく内省的な作品が好きなのよ。終ってあーだこーだと議論するのが何より好きなんだから」

なるほど、納得です。まさにそういう作品なのだった。(<ジョヴァンニのパパ>もまさにそう)
そういうところがイタリア映画の持ち味であり、全てが割り切れてしまうハリウッド映画に物足りなさを感じている人々を惹き付けるのかも。
尚、原作は ノルウエー出身の 「ミステリの女王」 カリン・フォッスムの小説。

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アンジェロの母親役 ヴァレリア・ゴリノ いつまでもきれい~


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アンナ役 はこの人。 アレッシア・ピオヴァン
映画ではもっとはつらつとしたかんじ



監督 アンドレア・モライヨーりは、ナンニ・モレッティの助監督だった人。
今作が長編監督第一作目。

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Comment

昨年の「イタリア映画祭」で観ました!
ハリウッドだったらもう少し違う雰囲気にはなりそうですね。
確かに、イタリア映画ってこういう作品が多いかも。
フランス映画とも違うんですよね。
出ている役者さん(メイン)は、本当にイタリア映画祭常連の俳優ばかりですw

■たみきさん

> 昨年の「イタリア映画祭」で観ました!
お、さすが、押さえてましたか。

> 確かに、イタリア映画ってこういう作品が多いかも。
日本だったら、観る人を選ぶよね。
日頃こういうヨーロッパ映画を見なれていない人、もっぱらハリウッドのアクション大作派なんて人は、見終わって怒っちゃうかも(笑)

> フランス映画とも違うんですよね。
そうそうそう!!!! 私も同じこと思った。
おフランスとは明らかに違うよね。

> 出ている役者さん(メイン)は、本当にイタリア映画祭常連の俳優ばかりですw
そうなんすか? イタリア映画って意外にいい男が出ないなあ~ なあんて思ったりして。うひ

この監督さん、監督第一作目でこんな作品作っちゃって、すごいよなあ。
(いい男か、画像を確認しに行っちゃいました☆)

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ナンシー☆チロ

Author:ナンシー☆チロ
映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
サッカーも好き☆
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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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