「ホノカアボーイ」 (2008)
恋人にフラれ、大学を休学したレオ(岡田将生)は、ひょんなことからハワイ島にあるホノカアの映画館で映写技師として働くことに。ホノカアは、レオが半年前に“伝説の虹”を探し求め、恋人と道に迷った末にたどり着いた町だった。不思議な魅力に吸い寄せられるように再びやって来たこの町で、レオは風変わりだが心優しい人たちと出会う。
人気作家・吉田玲雄の同名原作を映画化したハートウォーミング・ストーリー。ハワイ島 ホノカアという街にやって来た青年の物語。
ギンレイ 岡田クン 祭り 第二弾!!

ホノカア
かつては栄えたが、今は年寄りが多く暮す。
良く言えばのどかな、悪く言えば死んだような街。
マジ何も起きない話だなあ、と思っていたら、最後にバタバタっと物語が動く。
ホノカアにやって来たレオは、ビーと知り合う。
ビーは料理上手で、レオにいろんなごはんを作ってくれる。
こったものでなく、ロールキャベツとかエビフライとか、やさしい味の料理、いわゆる家庭料理ですね。

どれもおいしそうだったけど、最近の日本映画って、「食」 がモチーフになってるの多くないすか?
<かもめ食堂>とか。
最近では <のんちゃんのり弁> とかも? (観てないけど)
<南極料理人> も 「食」 ですね。(観たいのですけど)
世の中が複雑になりすぎて、スロウフードに飢えているのかな。
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ホノカアの人々として、正司照枝師匠や喜味こいし師匠が出ている。
ほんと、ハワイにいそう。
(公式HPに、「正司照枝」 とある。以前 「照江」 だったよねえ。改名したのかな)
この映画一番の名シーン (我的に) :
コイチ (こいし師匠)が 「同性愛」 と書いたTシャツを着ている。
コイチがレオにたずねる。
――にーちゃん、これどういう意味?
――.・・・ 愛に境界はないってことですよう~~む・・・。
Tシャツの画像を見たい方は
こちらのサイト にありました。

この映画の岡田クンは、まだぽやぽやしていて少年のよう。
この後の <重力ピエロ> では、ぐーーんと大人になった顔を見せる。
話としては、「女はいくつになっても女である」
女の業を描いたlコワい話である (ウソ)。