一緒ネ! その2

「一緒ネ!」 その2

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<その1> に引き続き、ここから上映後のトークです。

トークは、出演者三人:わたるくん、ノブくん、モモさんに名取監督、司会進行はakaboshiさんの5名。

撮影でのエピソードから始まりいろんなことが語られました。
(尚、以下のみなさんのコメントは、私の記憶によるもので正確ではない部分があることをお断りしておきます)



映画の中で三人が旅行しているのは博多で、この旅行は家族問題に関してのある会合に三人がスピーカーとして招かれたもの。
この日もそうだが、モモさんは今の状況をポジティヴに楽しんでいるように見えた。

互いに思いやっている相手が息子のそばにいてくれて、親として安心だしありがたい
モモさんは二人の関係をこう言っていた。

こども(特に息子)に早く結婚して欲しいと親が思うのって結局そういうことだと思うんだよね。
こどもを託せる人にそばにいてもらって早く安心したいという気持ちはよくわかる。
ま、人によっては、世間体とか、孫の顔が見たいとかいろいろあるだろうけど。

パフ・スペース主催者の浜田幹子さんからもコメントがあった。
浜田さんはご主人と二人でここを運営している。元公務員、成人した息子さんあり。

母親はいつでもいくつになっても、こどものことが心配なんです。
煩わしいかも知れないけれど、たまにはおかあさんに連絡してあげてください。


この言葉にまたぐっとキタ・・・。だめだ、母子モノは・・・(涙)
会場にいた人の中には、親と疎遠になってる人とかいたんじゃないかな。

ノブくんには i-pod を教えてもらっていて、またダウンロードしたい曲があるから
次は家にいつ来てくれるのかなあ、と思ってます。


というモモさんの言葉が印象に残っている。二人の関係がよくわかる。

そして、「それにつけても・・・」と、モモさんは何度か4歳違いの次男を引き合いに出していた。
メールを送っても返事はない、家にも寄りつかない、結婚もしそうにないとグチるモモさん。
「あ、次男は異性愛者です」と付け加えて又場内爆笑。

この二人のケースはとても理想的で、二人ともカミングアウト済みで、両家の親同士の関係も良好だ。
片方がカミングアウトしていない、親が拒絶しているなど、複雑なケースもあるだろうな。

===
さてこの日、実に興味深いものを見ることが出来た。
「公正証書」  げ、何それ?って話だよね。

「公正証書」 とは、私人同士の取り決めを証書にしたもので、公証人役場で作ってもらえるもの。
これを二人はある雑誌の取材がらみで作成した。
二人は事実婚のパートナーであること、想定されるケースに合意していることなどを記したもの。
① 病気やケガによる入院・手術の際、治療方針その他を相手に委任している。
② 万が一の場合、財産その他は相手方に譲渡する。
などといった内容。
当日はこのコピーを見せてもらいました。

しかしこの証書、あくまで私人間の契約であり、公的に効力・威力を持つものではない。
が、事実婚の証として、危機管理として、ある一定の効力はあるのではないか。

へぇ~へぇ~へぇ~
そんなんがあるんですかい!? 驚きでした!
尚、二人が行った都内の役場では、こういうケースは3組目との話。
(レズビアンのカップルも来たらしい)

この後のQ&Aで、「なぜ養子縁組を選択しないのか?」 という質問が。
そうそう!オレも思った。公証人役場でも同じことを聞かれたそうです。

わたるくんが語るには、
養子縁組は、本来親子関係を結ぶもので、それを同性のカップルが利用するのは無理があるし自分としては馴染まない。
又、一度養子縁組した場合、解消しても親子であった事実は消えず、将来同性婚が認められた時、法的に結婚出来ない。


へぇ~へぇ~へぇ~

という旨を役場の人に言ったところ、
「へぇ~、あんたたち同性婚できると思ってんだ」
と鼻で笑われたそうな。

他にもへぇ~へぇ~ほお~(与作か!?)な話がいっぱいあった。
おもしろいなあと思ったのは・・・ノブくんの話 :
この映画のある上映会の後、交流会で40~50代のヘテロ(おそらく)の女性が来て、
「二人はどっちが男役・女役なんですか?」


「えーーっ、そんなこと聞きたいと思うんだ~!」
とノブくんは驚いたそうですが、わたるくんも 「よく聞かれる」
そしたらモモさんが、
私もおともだちに息子の話をするとよく聞かれます。
その時は、「どっちも男のコよ~」と言ってます。


これには場内大ウケ!

残念ながら私は途中退席しましたが、その後車座になりお茶菓子を食べながら、会場全体さらなる交流が深まったようです。
こういうのって自主上映会ならではですよね。

今回のトーク、法的問題など知らなかったことがいっぱいあってうなりっぱなしでした。
家族がテーマって考えさせられることが多くていいんだよね。
尚、名取たいすけ監督は引き続きこの二人を追って撮影続行中とのこと。
次の作品も楽しみにしています。

===
この作品の詳細が載っている パフ★シネマのサイトは こちら です。

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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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