新春浅草歌舞伎2010

「新春浅草歌舞伎2010」

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

今年は、恒例 <新春浅草歌舞伎> からの幕開けです。

第一部 11:00 @浅草公会堂


haru02.jpg



今年もつつがなく新年を迎え、新春浅草歌舞伎を見ることができました。
ありがたいことです。
(毎年このフレーズを使い回しております)


さて、演目・配役は以下通り :

一、正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)


             曽我五郎  市川亀治郎     
            小林朝比奈  中村勘太郎


二、元禄忠臣蔵(げんろくちゅうしんぐら)
  御浜御殿綱豊卿 (みはまごてんとよつなきょう)        

            徳川綱豊卿  片岡愛之助      
            中臈お喜世  中村七之助           
             祐筆江島  中村亀 鶴      
            新井勘解由  市川男女蔵      
           富森助右衛門  市川亀治郎


三、忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)
  将 門       

        如月実は滝夜叉姫  中村七之助        
           大宅太郎光圀  中村勘太郎


===
二、
浅野内匠頭の切腹から一年、浅野家はお取りつぶしになったが、内匠頭の切腹を不憫に思い、お家再興を考えている人が少なからずいた。
綱豊もその一人で、綱豊が願い出れば浅野家再興はすぐにでも認められる。
しかし綱豊は、赤穂浪士たちに仇討をさせてやりたいとも思っている。
お家が再興されれば、仇討はできなくなる。
綱豊と助右衛門は互いの真意を探り合う。


「御浜御殿」とは今の「浜離宮」で、綱豊というのは、五代将軍綱吉の甥で、後の六代将軍家宣です。
綱豊と殿の寵愛を受ける奥女中・お喜世、その兄で赤穂浪士 助右衛門が主な登場人物。

<忠臣蔵>には、いろんな場面があるんですねえ。
「刃傷松の廊下」 と 「討入り」 ぐらいしか知らなかった。

現代の庶民からすれば、仇討よりお家再興でしょうよ! と思うが、元禄の世の武士にとってはそうではないようで。

愛之助のノーブルで、それでいて度量の大きさを感じさせる雰囲気が綱豊にぴったりでした。
その寵愛を受ける七之助のお喜世がまた美しく、二人を見ていると、ほお~~~っとため息が出ます。
血気盛んで頑固な助右衛門:亀治郎も良かったです。

この場はここで終りですが、この後お家再興がどうなったかは皆が知るところです。
あの討入りの後ろには様々なドラマがあったということですね。
勉強になりました。


三、
天慶の乱で滅ぼされた平将門。
その古御所に妖怪が出没すると聞き、大宅太郎光圀が征伐にやって来る。
現れたのは島原の傾城・如月と名乗る美女。
実は将門の娘 滝夜叉姫。
光圀を味方にしようと色仕掛けで口説くのだが――


遊女 如月は世をしのぶ雁の姿、実は ”姫”! 
とここまではわかるが、その姫が「がま」の妖術使いって・・・一体どんな姫様じゃ!?

廃屋に妖艶な美女、というのがお耽美です。
光圀:勘太郎 は勇ましくも二枚目の色気があり、両者闘いながらもいろっぽいムードむんむん。

最後には姫の妖術により、古御所が崩れ落ちます。 ぎょえっ!!
これは 「屋台崩し」 といわれる大仕掛け。
そして、その屋根に 「大がま」 と姫が姿を現す 大スペクタクル!
大がまがケロヨンみたいでかわいい 

歌舞伎って見る者を飽きさせない究極のエンターティメントだよな。
楽しかった。

===
観劇の後は、観音さまで初詣。
途中、伝法院通りで獅子舞に会いました。

haru01.jpg



初詣の後、「梅園」にて あわぜんざいを食べました。
毎年おきまりのコース。

それもこれも世の中が平和であればこそ。
今年も LOVE&PEACE を願うチロなのでした。
ピース、ブラザー  



ダレセン!PageTop私的 映画今年の10本 2009

Comment

浅草歌舞伎には浅草ならではの楽しみがあります。
浅草寺にお参りして、公会堂で歌舞伎見て、アンヂェラスでケーキ食べてから、神谷バーで電気ブラン飲んで帰る・・・これが私の標準的なコースです。

歌舞伎って、物語の最初から最後まで見せようという気がないじゃないですか。話の途中から始まって、話の途中で唐突に終わる。
そこがいいんですよね。

勘太郎も嫁さんもらったんだっけ。
おばちゃんも年取るわけだよ・・・。

チロさま、今年も宜しくお願いします。

浅草歌舞伎、いいですねぇ!
もともと、歌舞伎は庶民のものだし、浅草でやってるというのがいなせな感じです。
お正月、歌舞伎を楽しむというのは、粋のきわみですね!

…花より団子。
浅草歌舞伎には行ったことがありませんが、浅草に行った時の楽しみは、やっぱり尾張屋の天丼!
太るなぁーと思いながらも、ひや酒を頼んで、蕎麦味噌と海老天をツマミにしながら食べる幸せ~。。。

今の職場は浅草橋なんで、定時上がりだったら、南千住行きのバスにでも乗って、足を運んでみます♪

■ゆっきー

> 浅草寺にお参りして、公会堂で歌舞伎見て、アンヂェラスでケーキ食べてから、神谷バーで電気ブラン飲んで帰る

あはは! なるほどね。
言われてみればそういう楽しみ方、たしかにありですね。
浅草歌舞伎は、着物の人もいればパーカー&ジーンズの人もいて、そんなお気楽さも浅草らしいと思います。

> 歌舞伎って、物語の最初から最後まで見せようという気がないじゃないですか。
> そこがいいんですよね。

そうそうそう!!! 私もそれが最近やっとわかりました。
おいしいとこどり、みたいな部分って、実に歌舞伎らしいと思う。

> 勘太郎も嫁さんもらったんだっけ。
> おばちゃんも年取るわけだよ・・・。

勘太郎のわかづまが来ていないかとちょっと期待したんだけど。
テレビで見てあんなに可愛いんだから、実物はどれほどか?と。

年始ご挨拶が七之助さんだったのですが、「二人桃太郎」の時(3歳くらい?)のことを思い出しました。(遠い目・・・)
観客は、総親戚のおばちゃん化。

■どじちゃん

どじちゃん、今年もよろしくね。

> お正月、歌舞伎を楽しむというのは、粋のきわみですね!
粋かどうかはわかりませんが、毎年たのしみにしています。

> 尾張屋の天丼!
> ひや酒を頼んで、蕎麦味噌と海老天をツマミにしながら食べる幸せ~。。。

どじちゃん、しぶいなあ~~
尾張屋、好きです☆
もっぱらおひるを食べるばかりで、ここで飲んだこと無いッス。
今度やってみよう。

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ナンシー☆チロ

Author:ナンシー☆チロ
映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
サッカーも好き☆
過去記事へのコメントも歓迎です。
尚、宣伝目的や記事に関連のないリンク・コメント・トラックバックなどはこちらで削除させて頂きますので、ご了承下さい。

追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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