内藤ルネ 展

「内藤ルネ展 “ロマンティック”よ、永遠に 」

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内藤ルネ展に行って来た。


見ている間中 

「カワイイ 
  「カワイイ 」 

の連発でした。

@大丸ミュージアム・東京


予想以上に充実した内容で、ルネ先生の多才な仕事ぶりがよくわかりました。
前半のルネのスタイル画から再現された服の数々・・・カワイイ 

戦後の物がない時代を経て、そうだわね、この時はみな服は手作りだったのよね。
物はないけど、いや、物がないからこそ、心豊かだった時代。

後半は、ルネパンダをはじめとするルネグッズの展示。
その昔、どの家にもひとつはルネグッズが転がっていたのではないかしら?(みちるさん風に言ってみた)

フルーツや果物をモチーフにしたルネシールも多数展示。
よく残っていたわね。
いちごやトマトはわかるとして、えっ、これもルネだったの!? というのがたくさんあった。

日常見慣れたものをポップなものに変えるルネの才能の非凡さをあらためて実感しました。

一番印象に残ったのが、陶器=貯金箱やティーポット、カップなど・・・のデザイン原画。
デザインについての細かい指示や担当者へのひとことなどにルネの人柄が・・・。

その原画から、「カワイイ」ものが大好きなルネ、仕事を楽しんでいるルネ、担当者への言葉にルネのあたたかい人柄が見え、微笑ましかった。

===
ルネの全仕事を順に追って行く趣向だが、やっぱり <薔薇族> のお仕事はスルーだわよね、と思っていたら・・・。
最後にちゃんとあった。
本やサイトではよく見た <薔薇族> の表紙の原画が何点も展示されていて、チロ、感激!
そうか、原画ってこんなに作り込んでいるものなのか・・・(シロウト発言)

ルネの全仕事を網羅するなら、これを外しちゃいけないよね。

会場のおしまいに、絶筆となった 「少年」 の図が。思わず目頭・・・でした。

絶筆やデザイン原画などは、こちらのサイト で見られます。

===
ルネの仕事は、トンちゃん(パートナー 本間真夫氏)とのコラボレーション、と会場のキャプションに何度もあり、
トンちゃんはお元気なのかしら? と気になった。

会場出口でお客さんに頭を下げている元気のよい、とっても”個性的”な人は、よっちゃん(トンちゃんが養子縁組をしたいと連れて来た)じゃないかしら?
と思っていたら、やっぱりそうだった。

本間氏の写真に、「これ、うちの親父です」と言っていたもの。
ルネ美術館は再開しないのか聞いてみれば良かった・・・。

(このあたりの話は、<内藤ルネ自伝 すべてを失くして> に詳しい)

内藤ルネ自伝 すべてを失くして―転落のあとに内藤ルネ自伝 すべてを失くして―転落のあとに
(2005/07)
内藤 ルネ

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そうそう、トンちゃんの写真と言えば、今まで見たことなかったのよねえ。
トンちゃんってどんなかんじなのかしら?と、ずーーっと思っていたら、あった!

<こんにちは!マドモアゼル> にモデルとして登場していた。

トンちゃん、かっこいい! 背が高くて、手足がひょろ長くておしゃれ。
これなら三島と ”なにか” あったのもうなずけるわあ。

こんにちは! マドモアゼルこんにちは! マドモアゼル
(2004/05/21)
内藤 ルネ

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ルネ作品はほんとにカワイくて、時代を超越した 
マドモアゼル・ゴコロ に溢れている。
世代を越えて会場は、今「お嬢さん」のお若い方々、かつて 「お嬢さん」だった方々で盛況でした。

尚、本展は東京会場終了後、四日市にに巡回するそうです。

 2010年2月13日(土)~3月22日(月・祝)@四日市市立博物館

===
会場でルネのメルマガに登録すると、いちごのストラップがもらえました。

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===
会場を後にして、久しぶりに八重洲口をウロウロ。
んまあ! あまりの変貌ぶりにびっくりたまげた!

垢ぬけたグルメショップが集まる「グランスタ」
大行列の 「ラーメン広場」
NHK・フジ・TBSなど放送局のショップまで揃っているじゃないの!?
変われば変わるもんねえ・・・と思ったら、一つ向こうの筋には昔ながらの昭和が匂う八重洲地下街も健在でありました。
やっぱり混沌としていてこそ街の魅力よね。




ファイアーラインPageTop木村伊兵衛とブレッソン 展

Comment

私も二年前に刈谷市美術館で開催された時に見に行きました。

 >細かい指示や担当者へのひとことなどにルネの人柄が

激しく同感です。あれほどの売れっ子にも関わらず、全く偉ぶっていません。常に製造会社のスタッフを褒め、一緒にいいものを作りましょうという暖かさが溢れた指示書でした。見ていてすごくジーンときました。

 >よっちゃん

え~~っ、よっちゃんに会えたの!。いいなあ。
個性的な人ってルネさんっぽい感じの方かしら。

ルネさんが亡くなってしばらくたってから、オークション会社の新聞広告でルネさんのコレクション(たぶんアンティークドール関係)が売りに出される事が告知されていました。なので美術館の再開は難しいかも・・・。

■スカージョ☆

> 私も二年前に刈谷市美術館で開催された時に見に行きました。

これって少し前から巡回公開しているんですね。

> あれほどの売れっ子にも関わらず、全く偉ぶっていません。常に製造会社のスタッフを褒め、一緒にいいものを作りましょうという暖かさが溢れた指示書でした。見ていてすごくジーンときました。

激しく同感です。(パクリ!)
よくまあこんなに作ったものね・・・というくらいたくさんの商品がありました。
これくらい作っていたら、アイデアも枯渇するし、なあなあになるよなあ、と思うのに、どの仕事も楽しそうにやっていましたよね。

それにつけても、ルネの
「いつも楽しくって、バカみたいだけど、いつもいつも一生懸命喜んで仕事してきました」
という言葉を思い出すのです。

>  >よっちゃん
>
> え~~っ、よっちゃんに会えたの!。いいなあ。

今回あの自伝を読んでおいて良かったなあ、と思いました。
あの自伝が予習になって、今回のルネ展がいっそう楽しく見られたです。
あの自伝を読んだ人じゃないと、「よっちゃん」呼ばわりできないよね(笑)

> 個性的な人ってルネさんっぽい感じの方かしら。
言われてみたら、ポジティヴなかんじはルネ路線の気がします。

> ルネさんが亡くなってしばらくたってから、オークション会社の新聞広告でルネさんのコレクション(たぶんアンティークドール関係)が売りに出される事が告知されていました。なので美術館の再開は難しいかも・・・。

そうか、トンちゃんの老後もあるし、いろいろ物入りだったんだろうな。
しかし、その時清算していて良かったかもしれないね。
今となったら、美術館を維持するのはいかに困難なことかと思う。

昨年あたりからルネワールド再ブームのウエイヴ。
再評価されて欲しいとせつに思います。

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ナンシー☆チロ

Author:ナンシー☆チロ
映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
サッカーも好き☆
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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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