のろいの館 (赤んぼう少女)

「のろいの館」 (赤んぼう少女) 楳図かずお

tamami03.jpg

「赤んぼう少女」として、<週刊少女フレンド> に連載。
単行本化にあたり、「のろいの館」と改題。

またまた物置から発掘。
チロ所蔵の一冊は :
秋田書店 サンデーコミックス、昭和44年初版、47年10刷。
当時の値段は240円、まだ消費税導入されておらず。
表紙右上は、セロテープで補修の痕。

この辺の楳図作品は大体雑誌で読んでいたはず。
そうそう、<少女フレンド> 読んでました、そういえば。
「おろち」は、<週刊少年サンデー> 連載か。
この辺で、少女漫画から少年漫画へとシフトしたんだな、チロの漫画変遷史としては。
(サンデー以降は、マガジン、チャンピオンと少年誌を渡り歩くのだった・・・)



このタマミの物語は、楳図作品の中でも特にお気に入りであります。
この物語のキモは、赤ん坊という本来は無垢で愛すべき存在が、実は恐ろしいモンスターであるというギャップにある。
タマミは、彼女にとっては闖入者である葉子をいじめ抜く。
しかしその一方、醜く生まれた自分の姿に涙するという悲哀も描かれしんみりさせられる。

二人の女 : 妬み・憎しみ、そこに男の存在が・・・という楳図作品のパターンも見える。
最後には、タマミの懺悔の言葉もあり、物語は大団円となる。
秀作である。

===

同時収録 : 「怪談」
雪山で遭難した人々が眠らないように一人ずつ自分が体験した怖い話をしていく。
非常にオーソドックスな話だが、最後にちょっとしたオチがある。

赤んぼう少女―楳図かずお作品集 (角川ホラー文庫)赤んぼう少女―楳図かずお作品集 (角川ホラー文庫)
(1994/10)
楳図 かずお

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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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