愛の渇き

「愛の渇き」
(1967/日活)


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 三島由紀夫の同名小説を蔵原惟繕が映画化。夫を亡くした杉本悦子は、義理の父である弥吉と関係を持つようになっていた。しかし彼女は、使用人である三郎という若い男のたくましさに惹かれていく。そして三郎もまた、そんな悦子に心を揺さぶられていた。女中の美代が三郎の子供を妊娠していることを知った悦子は激しく嫉妬し、ついには堕胎させてしまう。弥吉は農園を売り、その金で悦子と東京へ行く計画を立てていた。


<文豪と女優とエロスの風景> その4 @神保町シアター



三島由紀夫作品を、蔵原惟繕 × ルリ子 の <憎いあンちくしょう> コンビで映画化!!

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(2003/07/17)
石原裕次郎、浅丘ルリ子 他

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これも学生時代に読んだけどすっかり忘れてた。
こんな話だったっけ?

亡くなった次男の嫁 悦子は、しゅうとと寝ている。
しゅうととの生活に心満たされず、下男の三郎に心惹かれている。
しかし、三郎への思いは果たして 「愛」 なのだろうか。
まさに、「愛の渇き」

浅丘ルリ子って女優は、なんて高級感があるんだろう。
どうやっても手の届かないところにいる女ってかんじがする。

チロから見てそう思う。男から見るとどうなのだろう。

そんなお高くとまった女を汚してやりたい、とか
彼女に苦しめられたい とか 思うのだろうか。

「不毛の愛を探し求めるヒロイン」を熱演したルリ子さん。
鬼気迫るものあり。
こんなルリ子さんを初めて見た。

三郎役 石立鉄男は若くスレンダーで、この後のテレビ時代の彼とは別人。
しかし原作の三郎は、もっと筋骨たくましい男ではなかったか。
つまり三郎という男は三島好みの 「魂と肉体だけの男」 なのだ。
もう少し体育会系の俳優の方がしっくりくる。
他、しゅうとに 中村伸郎、いやったらしさと品性が同居していて素晴らしい。

しかしこの作品のカメラはすごいね。
空撮あり、スローモーション、ストップモーションありいの、ふ瞰もあり。
やっぱりセンスが日活だわ。なんだかスタイリッシュ。
大映や東宝とはちと違う。

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  (2015/8/24) 「怒り」に追記あり。

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