マイティ・ソー

「マイティ・ソー」
(2011/THOR)


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神話とヒーローを融合させたコミックを実写映画化。神の世界を追放された最強の戦士の活躍を描く3Dアクション大作。監督は「ヘンリー五世」のケネス・ブラナー。



観た人がみな、主人公 ソーのチャーミングさにヤラれる  という評判の良い一作。

またまた遅ればせながら観に行ってキタ。

@池袋東急

封切りから1ヶ月経ったので、都内の上映館は限られていた。
池袋東急は、ロードショー館としては今は珍しい、座席指定なし、整理番号なしの全席自由席。
そして漂うゆる~~い空気。
あ、なんだかこの空気知ってる・・・。
そういえば、<THIS IS IT!> を観たのも、上野 ”東急” だったっけ。
やっぱり上映中も非常口の灯りが煌々と点いたまま。ゆるくていいから、そこはなんとかして欲しい。


この日は暑かったので、ついビールを買ってしまったせいか、前半数分意識を失った個所あり(不覚)
そこんとこは、「ソーの弟は実は、○○ だった」 という重要なシーンであったと後で教えてもらった(不覚)

ま、なんにせよ、こりゃ、おもしろい!!
もともとMARVELものは好物。その上に、シェイクスビア畑のケネス・ブラナーが、アメコミヒーロー映画をどう撮るか?!という楽しみもあり。
アメコミだけど北欧神話の物語であり、父と子の確執、王位を巡る兄弟の争いなど、古典的モチーフ(→ シェイクスピア的とも言える)がケネス・ブラナーらしい。
だから、アメコミSFファンタジーワールドでも親しみやすい話となっている。

そして、マイテイ・ソー、噂に違わず いいね~~
王子ソーは、その傲慢さゆえに父王から追放され地球に堕ちて来る。
ソーのキャラが、桜木花道的偉大なるアホで好感が持てる。

地球ではバカヂカラだけはあるが、「能力(パワー)」 を封印されている為 「ふつーの人」 となったソーは、天文学者ジェーンらと共にふつーの生活を送ることで、己と向き合い、遠く離れた故国を思う。
愛する者をみつけたことで少しずつ変わって行く。
偉大なるアホの偉大なところは 「のびしろ」。
ソーは王にふさわしい者として成長して行く。
若者の成長物語ほど見ていて清々しいものはないわね(ぐへぐへ)

ソーにパワーを与える打出の小槌みたいなハンマー(なんとかっていうややこしい名前があるんだけど)、アホである間はいくらバカヂカラを使っても地面に刺さったそれは抜けない。
真に王たる境地になった時、それはソーの物になる。 → 「ムジョルニア」 でした。
このエピソード、こどもの時に観たディズニーの <王様の剣> を思い出した。
(え、あれってアーサー王の子供時代の話だったの!? びっくら)

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王にふさわしい者の姿は美しい。<ロード・オブ・ザ・リング> のアラゴルン然り。
そして演じる クリス・ヘムズワース、金髪碧眼の偉丈夫、ぴったり!

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北欧人っぽいと思ったら、オーストラリアンなのね。
金髪碧眼ってリンダの好みじゃないけど、とってもチャーミング。
ラッセル・クロウに通ずる熊系のキュートさがステキ 

thou05.jpg  熊ちゃん・・・


脇のキャスティングもかたい。
父王 アンソニー・ホプキンス、母君 レネ・ルッソ(久しぶりだな)
教授 ステラン・スカルスゲールドは、北欧つながりのキャスティングかな?
アメリカ側の狙撃手がジェレミー・レナー (<ハート・ロッカー>) だった。
超チョイ役だったんだけど・・・→ 今回 uncredit ですね。

ソーの忠臣の一人に浅野忠信。びっくりするぐらいセリフが少ない(笑)
忠臣の一人 ファンドラル役が、いかにもなUK顔(シェイクスピア顔とも言う)  
(この役、ケネス・ブラナーがあと20歳若ければ、自分で演ってたんじゃねーか?)
チェック、チェック!

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ジョシュア・ダラス

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素の顔は恐ろしくオーラなし。
あれ、ケンタッキー出身だって。UKじゃないじゃん。
でもロイヤル・シェイクスピア・カンパニー。
舞台の人は化けるタイプね、きっと。
米国ABCテレビのテレビドラマ 「ONCE UPON A TIME」 に王子役として出演するそうな。
ああああ・・・きっとステキ・・・ 見たい!


ソーの弟・ロキ役 トム・ヒデルストン、ジョニー・ウイアーか?!と一瞬思っちゃったよ~
この人経歴がすごいエリートっぽい。
オクスフォード・イートン校の後、古典を学びたいとケンブリッジ、ペンブルック・カレッジへ。
ここのカレッジのOBとして、エリック・アイドル (モンテイ・パイソン) の名が連なっててウレしい!
→ 大学を優秀な成績で卒業した後、RADA (英国王立演劇学校=ロイヤル・アカデミー・オブ・ドラマチック・アート) へ。
エリート~~~!!

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ケネス・ブラナー好みの舞台出身実力派の若手たちなんだな。

クリス・ヘムズワースのインタビューを読むと、ケネス・ブラナーって建設的な人みたい。

――他の監督のように一定の演技を要求するのではなくて、
いろいろな可能性を試させてくれる


同様のことは浅野忠信も言っていた。現場が楽しい、とも。

役者に気持ち良く仕事をさせる、ケネス・ブラナーって優秀な監督じゃないか。

thou07.jpg ケネスパパと一緒に


===
「エンドクレジットの後重要な映像があるのでお見逃しなく」
本編上映前に、お知らせが。
(にも拘わらず席を立つヤツがけっこいる)

それによると・・・

えええーーーー!! というさらなる展開。
これは続編への引きですね。ますます楽しみ~~~☆

尚、ケネス・ブラナーは続編の監督はしない由。
プロデューサーとして作品には関わって行く予定。


アレックス・ライダーPageTopハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える

Comment

ソーかわいいよ、ソーw

基本的に金髪碧眼苦手なのに、このソーのキャラはマジでかわいいw 「馬ください」ってwもう。みたいな。
「アイアンマン2」でエンドクレジット後に出てきたシーンが、
この作品の途中で出て来るのにもニヤっとしてしまったです。

そうそうw ジェレミー・レナーはノンクレジットなんだけど、
結構ファンの間では話題になっていたらしいっす。
彼のシーンはやたらとカッコ良かった。セリフもイカす!
どうも彼は「アベンジャーズ」にも出演するみたいね。

私は「ムジョルニア」が「ムニョムニョ」になっちゃうとこが好きです。

レネ・ルッソ、確かにお久しぶりだったなあ。
一瞬誰だかわからなかったです。

浅野忠信はあんまり存在感なかったなあ。

こんにちは

>アメコミだけど北欧神話の物語であり、父と子の確執、王位を巡る兄弟の争いなど、古典的モチーフ(→ シェイクスピア的とも言える)がケネス・ブラナーらしい。

なんでケネス・ブラナーが、と思っていたのだけど、なるほどそういう訳だったのか。
ナットクです。

>ケネス・ブラナー好みの舞台出身実力派の若手たちなんだな。

それがこんなにナイッスなキャスティングになるなんて、今回ケネス・ブラナーをすごくすごく見直したよ!!!

ケネス・ブラナーと好みがあってるだけってことは……ないよねぇ、チロさん……

■たみきさん

> 基本的に金髪碧眼苦手なのに、このソーのキャラはマジでかわいいw 
え、たみきさんって、ブロンド好きみたいなイメージあったけど。
ソー、カワイイよね。

> 「アイアンマン2」でエンドクレジット後に出てきたシーンが、
> この作品の途中で出て来るのにもニヤっとしてしまったです。
どんなシーンなんだろう? 

> ジェレミー・レナー
> どうも彼は「アベンジャーズ」にも出演するみたいね。
あ、そうなんだー
顔見せカメオ出演? と思った。

> レネ・ルッソ、一瞬誰だかわからなかったです。
あれ、このおばちゃん、誰だっけ?とクレジット見るまで名前が出ず。

> 浅野忠信はあんまり存在感なかったなあ。
全然なかったよ~~
次にはもう少し出番が増えるのかな?
サムライみたいなワザを出すのだろうか?

■アンソニーちん


> >ケネス・ブラナー好みの舞台出身実力派の若手たちなんだな。
> それがこんなにナイッスなキャスティングになるなんて、今回ケネス・ブラナーをすごくすごく見直したよ!!!

おお、ケネス、評価が高いですよ~~! とこんなとこで言っても意味ないか(笑)

> ケネス・ブラナーと好みがあってるだけってことは……ないよねぇ、チロさん……
そうなのカナ。結局UKチックなものに弱いんだな、きっと。

今Imdbでケネス・ブラナーのページを見たら、全然関係ない話だけど、
次回作の My Week with Marilyn
つうのがおもしろそう。エマ・ワトソンが出て、ケネスはサー・ローレンス・オリビエ役。
マリリンはミシェル・ウイリアムズ。11月に全米公開。

>え、たみきさんって、ブロンド好きみたいなイメージあったけど。
へえっ?(笑)そう?ラテン好きなので、どっちかっていうと、ブルネットで茶色い目が好きなのです。ブロンドで青い目は一番苦手なタイプw

> 「アイアンマン2」でエンドクレジット後に出てきたシーン
>どんなシーンなんだろう? 

ムルジョニアが落ちた地面がクレーターになって、そこで力試しが始まったところへ、エージェントが到着して「見つけました」ってシーン。あれは「アイアンマン2」のエンドロール後にあるシーンなのですw

■たみきさん

> へえっ?(笑)そう?ラテン好きなので、どっちかっていうと、ブルネットで茶色い目が好きなのです。ブロンドで青い目は一番苦手なタイプw
あ、そっか! インプットしました。

> ムルジョニアが落ちた地面がクレーターになって、そこで力試しが始まったところへ、エージェントが到着して「見つけました」ってシーン。あれは「アイアンマン2」のエンドロール後にあるシーンなのですw

ほえ~、なんだそのパクりは? わかるひとだけわかるってヤツ?

パクリというより

これも「アイアンマン」も含めて「アベンジャーズ」の壮大なる予告編ってわけなんですわ、きっと(笑)

■たみきさん

> これも「アイアンマン」も含めて「アベンジャーズ」の壮大なる予告編ってわけなんですわ、きっと(笑)

プロデューサーがいっしょなのかな?(← 調べる気なし
「アイアンマン」も続くのか!?
「アベンジャーズ」 早く見たい!!

ちょうど1年遅れ・・・

ああ、1年前に劇場で観たかったw
根底に流れるシェイクスピア的な王家の悲劇がストーリーに厚みを持たせててよかった。めっちゃ好み。
父王、ケネスでもよかったような・・・。

ほんと、ロキがジョニ子そっくりですごく気になったw特に笑った口角とか。
黒髪に染めてたから特にね。

ロキは王になりたかったわけじゃなく、兄と対等に見て欲しかったんですね。わかるわ~。

ってことで2もあるのかな。楽しみ。つまんなくなりませんように・・・

■りおこさん

もう1年になるのかあ~
あの時は、「アベンジャーズ」の完成ははるか先!って
かんじだったけど。

> 根底に流れるシェイクスピア的な王家の悲劇がストーリーに厚みを持たせててよかった。めっちゃ好み。
いいよね。なんだか風格のあるヒーロー物でした。

> 父王、ケネスでもよかったような・・・。
そうね、でもケネスだとやさしそう・・・。

> ロキは王になりたかったわけじゃなく、兄と対等に見て欲しかったんですね。わかるわ~。
なんかいろいろ考えさせられるところもあるのよね。
チロルちょっと寝ちゃったけど・・・。

> ってことで2もあるのかな。楽しみ。つまんなくなりませんように・・・
早く見たいよね~~

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ナンシー☆チロ

Author:ナンシー☆チロ
映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
サッカーも好き☆
過去記事へのコメントも歓迎です。
尚、宣伝目的や記事に関連のないリンク・コメント・トラックバックなどはこちらで削除させて頂きますので、ご了承下さい。

追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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