カオスの中で

「カオスの中で」
(2001/FRANCE/LA CONFUSION DES GENRES )


弁護士アランは、大して愛してもいない女弁護士と結婚し、若い青年とは同棲、そして服役しているクライアントとも関係を持ち、さらにはその婚約者の誘惑にも屈してしまう。そんな彼がとうとうある決断を迫られる。


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【現代フランス映画の肖像2/ユニフランス寄贈フィルム・コレクションより】 
 その5 @京橋フィルムセンター 



おもしろい!
フランス映画のノリにちょっこし腰が引け始めたところ。
こりゃ、おもしろかった!


弁護士アランはバイセクシュアルで、男も女も食いまくっている。
なのにボスの弁護士と愛のない結婚を決め、終身刑囚のクライアントに邪な思いを抱き、そのフィアンセに夢中になり、若い男と同棲中。



おそらくビョーキだと思うよ(笑)
マイケル・ダグラスが行っていたセックス中毒のリハブに行った方がいいんじゃないの?
あっちこっちでつまみ食いしている割、憎めない男なんだよね。
その好きモノっぷりがハンパないので、つい笑っちゃう。
その辺りのさじ加減が絶妙。
イラン・デュラン・コーエン監督は手練れなのだろうか。

凶悪犯罪で終身刑のマルクに面会に行くと、

――あんたホモだろ
――えっ!?
――オレをいやらしい目で見てた。
オレのフィアンセを連れて来い。
そしたらここであんたに抱かれてもいい。


てなことを言われたせいかどうか、張り切ってマルクのフィアンセの元へ説得に通うアラン。
通っている内に、彼女にムラムラし出してまた笑える。


フランスの刑務所の自由さに驚いた。
みな私服を着ているし、面会も二人の間にはテーブルがあるだけ。
これなら面会室でFxxxも可能だわよ。
フランスではどの刑務所もこんなかんじなのだろうか。

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↑ ここが刑務所の面会室です

ボスの弁護士が妊娠、いよいよ結婚式を挙げるのだが、この期に及んで、
「僕が本当に愛しているのはクリストフ(←若いボクの名前)」
なんて言いだして、宣誓をごねる始末。

さて、アランの明日はどっちだ!?


この作品、キャスティングがいい。

主役のパスカル・グレゴリー、出て来た時、わっ、スゴい顔! と思った。
いい! 好みのタイプ  この時47歳。
この年齢層の高さがフランス映画の良いところ。
すごい顔しているのに、ボスの弁護士が言う。
「あなたハンサムだから、こどもが生まれたらきっと可愛いわ」
えっ!? これはジョーク? マジ? この顔をハンサム?
おフランス的にはそう評価するわけ?
日本人女性に聞いたら、95%はNO! と言うと思う。
チロルはmyタイプだけど。セクシー☆ハゲ ジェイソン・ステイサム系。
パスカルのハゲ具合もいいかんじにセクスィ~  

顔はさておき、すごいカラダ鍛えてる。
47歳とは思えないナイッスバデイだった。
(やたらに脱ぐのだ)

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↑ この顔!



アランという優柔不断な弁護士=憎み切れないろくでなしをパスカル・グレゴリーのような強面がやるからいいんだよね。
これをハンサム&セクシーがやるとイヤ汁が出ちゃう。
パスカルのコメデイセンスも活きてる。

終身刑囚マルク : ヴァンサン・マルティネス (<肉体の学校>
ミステリアスでキケンなかほりの役を演らせたらハマるな、ヴァンサン。

アランが愛する若い男クリストフ : シリル・トゥヴナン
<JUST A QUESTION OF LOVE> に続いての登場。
カワイイ  
おっさんアランがキュートな若い男のコにメロメロになる様が楽しかった☆


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アランのボスであり妻になるローレンスの母役で ビュル・オジェ (<夜顔>)が出てた。
けっこーな年のはずなのにきれい。

パスカル・グレゴリーの着ているシャツやセーター、どれもどうってことないシンプルなデザイン、だけど上質感があり大人の男にぴったり! と思ってたら、LANVINだった。

最近のパスカル。年を重ねたらますますステキ☆

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同性愛の謎―なぜクラスに一人いるのかPageTop何も言わずに

Comment

パスカル・グレゴリーといえば、

パトリス・シェロー監督の
「愛する者よ、列車に乗れ」に出ていたのを思い出しました。この映画にはシルヴァン・ジャックという美少年が出ていたので、覚えています(笑)。
パスカルさんは「王妃マルゴ」にも出ていたので、シェロー監督の常連さんなのですね、きっと。
私も嫌いじゃないですよ。

それにしても、アムールの国の人はだれにでも恋をするのね。うらやますいーです。

■まつじんさん

今日また京橋に行ったのです。
一緒に行ったアンソニーちゃんとおしゃべりしていて、
> 「愛する者よ、列車に乗れ」
の話題が出たとこだったとですよ。
私これ未だ観ていないんですよね。
パスカルも出てるって聞いたら見ないわけにいかんな。

>この映画にはシルヴァン・ジャックという美少年が出ていたので、覚えています(笑)。
美少年も出るのね。ぐふぐふ

> 私も嫌いじゃないですよ。
パスカルは作品によって全然違う顔になるタイプかなあ。
これ一作しか観てないので。でもいいかんじなのね?☆

> それにしても、アムールの国の人はだれにでも恋をするのね。うらやますいーです。
「だれにでも恋をする」っていいなあ(笑)
アランまで行くといきすぎだけど、こういう「軽さ」ありだよね。イイネ!

しぇろー♪

シェローに反応。
友達が以前追っかけてました。
オペラの監督もするくらいだから
映画も撮ってて当然よね。
王妃マルゴしか知らないけども。

美少年が見たいな。お手付きかな(ごめん)

■白みるくさん

> シェローに反応。
ほえ~~
パトリス・シェローってもともとは演劇畑(舞台監督)の人だったのね~。
しかも追っかけまでいるなんて。すげー

> 美少年が見たいな。お手付きかな(ごめん)
そっちの方考えちゃうよね、やっぱ。期待☆

愛する者よ、列車に乗れ

って、DVD化されてないみたい。
VHSレンタルで見るしかないな。
都内では新宿と渋谷。メモメモ。

ソン・フレール -兄との約束-

またまたオジャマします。
シェロー監督といえば、数年前にこの映画を作っていて、気になる映画ではあったのですが、日本で公開されたのかどうかもわかりません。もしかして映画祭だけの上映だったのかもしれません。今、日本で観る手立てはあるのかなあ?

ナンシーさんは観たことありますか?
シェロー組の俳優さんが沢山出ているようです。
ブリュノ・トデスキーニとか、美少年(笑)のシルヴァン・ジャックとか(しかもゲイ役で)、もちろんパスカルも医師役で出ているようです。

私はパスカルさんは「愛する者よ、~」のフランソワ役が一番かっこいいと思いましたよ!だから是非見てくださいね。
実は最近、他にもシェロー監督の初期のころの作品を観てしまっていました。私も追っかけなのかも?・・・です。

■まつじんさん

>ソン・フレール -兄との約束-
パトリス・シェローのfilmography を見たところ、
チロルが見たのはひとつもなかったです。
なぜスルーしていたんだろう・・・。
この作品は日本では2005年に公開されているようだけど、
今現在DVDもVHSもないみたい。

> ブリュノ・トデスキーニとか、美少年(笑)のシルヴァン・ジャックとか(しかもゲイ役で)、もちろんパスカルも医師役で出ているようです。
すっごいおいしいキャスティング~☆ トデスキーニも出てるのかあ。よだれものだな。

> 私はパスカルさんは「愛する者よ、~」のフランソワ役が一番かっこいいと思いましたよ!だから是非見てくださいね。
はい、がんばります!

> 実は最近、他にもシェロー監督の初期のころの作品を観てしまっていました。私も追っかけなのかも?・・・です。
初期の作品は見られるのですね。チロルの周辺でも見られるかな?

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追記・その他

  (2015/8/24) 「怒り」に追記あり。

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