ヒューゴの不思議な発明

「ヒューゴの不思議な発明」
(2011/HUGO)


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世界各国でベストセラーとなったブライアン・セルズニックの冒険ファンタジー小説「ユゴーの不思議な発明」を、マーティン・スコセッシ監督が3Dで映画化。駅の時計台に隠れ住む孤児の少年ヒューゴの冒険を、「映画の父」として知られるジョルジュ・メリエスの映画創世記の時代とともに描き出す。



3月1日、木曜日というハンパな日が初日。
映画の日公開にしたかったらしい。
なにはともあれ、おもしろかった!

@TOHOシネマズ渋谷


父を亡くしたみなしご ( ← これってPC的にok?) ヒューゴ、時計職人だった父と直していた 「機械人形」 が描いた絵とは?
その絵と駅のおもちゃ店のじーさんの関係とは?
点と点が線になって行くストーリーにもワクワクする。

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<月世界旅行> のジョルジュ・メリエス、そしてハロルド・ロイド、バスター・キートンなど映画へのオマージュ。
こういう映画愛に満ちた作品って理屈なしにヨワいのよ。
何度も胸の内に熱いものがこみ上げてきた。


ロイド映画の一場面が再現される → TOP画像

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George Melies (French Film Directors)George Melies (French Film Directors)
(2000/09/02)
Elizabeth Ezra

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しかし、”あの” マーチン・スコセッシがこんな作品を撮るとはねえ。
なんでも12歳の娘の為に作ったそうな。
アカデミー賞の時にとなりに座っていたのがその娘だったのか。
たもたもなんて、「孫じゃないの?」 と言ってた(笑)
スコセッシも人の親だったのねえ。

もひとつ、”あの” スコセッシが3Dに挑戦!
ジェームズ・キャメロンの技術を使っただけあって、3Dでも迫力が違う。
雪が降るシーンは客席に降り積もりそうだし、サーシャ・バロン・コーエンのデカ顔がスクリーンから飛び出てきたゾ!
ジェームズ・キャメロンの3D技術は、”奥行き” があるんだよね。
そこんとこが他の月並みな3Dと違うとこなんだよな。


===
主役のエイサ・バタフィールドくんはやっぱりUK少年だったのね。
クロエ・グレース・モレッツ <キックアス> のコ。カワイイ☆

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駅の太ったじーさんは、リチャード・グリフィス。
<ヒストリーボーイズ> のゲイ教師。

イケメンが期待できないこの作品 (ジュード・ロウはカウントしない。今回彼は存在感を抑えていた)、
チロル的イケメン枠は駅の書店店主 ムシュー・ラビス : 

クリストファー・リー様様!

1922年生まれ、90歳。あっぱれ!
出て来るだけで重みがあるよ~~

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本物の ジョルジュ・メリエス。 
演じた ベン・キングズレーにくりそつ。

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悪役サーシャ・バロン・コーエン&ブラッキーくん (ドーベルマン)

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スコセッシ自身もカメオ出演してた。
若き日のメリエス夫妻が自分たちのスタジオの前で記念撮影。
写真屋がスコセッシ。


===
1930年の パリ   を舞台にした アメリカ映画。3D の <ヒューゴ>
1927年の ハリウッドを舞台にした フランス映画。サイレントの <アーティスト>

今年のアカデミー賞の目玉、この二作品って、共に映画初期を時代背景にみごとなまでに対照的だったんだな。

<ヒューゴ> は技術系5部門(撮影・美術・視覚効果・音響編集・録音)受賞。

ロバート・リチャードソンのカメラが素晴らしい。
特にオープニングの、駅の構内をカメラが駆け抜けるショット!
おおおおおおおおおお と思わず声が出た。

まるでカメラが鳥になって、なめらか~に滑るように飛んでいるかのようだった。

ロバート・リチャードソンは、<アビエイター>(2004)、<JFK> (1991)に続いて3度目の受賞。

===

メガネ使用者は、3Dだとメガネ・オン・メガネになって快適ではありませんね。
なんと、ここ渋谷でクリップタイプの3Dメガネが販売されてました。
軽いし快適! 
え、知らなかったのはチロルだけぇ?

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自由の女神PageTop同性愛の謎―なぜクラスに一人いるのか

Comment

これは原作もおすすめ!

おお、チロルさん!同じところで観てますね~。
私もこれは友だちと一緒に観たのですが、TOHO渋谷で観ました。
あそこ1スクリーンは小さめだけど音が良かったな。

さてさて、これタイトルに「発明」とあるので、
なにやらみなさん少年が何か発明するような、
「ハリポタ」のようなファンタジーを想像していた方が多いのですが、元が児童書とはいえ大人が十二分に楽しめる内容でしたよね。

映画への愛情がたくさん詰まっている作品でした。

3Dの効果も、チロルさんが上げているように、
冒頭のシーンが本当に見事ですね。
後は、映画を撮影していくシーンなんかも凄かった。
3Dの技術の特性をよく理解して作られているなと感じましたね。

原作(文庫で発売中)を読んでから観たのですが、
これは原作もお勧めです。
文字よりも多い鉛筆画の本なのですが、絵本とも違う。
文章で説明するよりも、絵で表現した方が良いような
動きのシーンは、ほとんど絵で展開されていて、
まるで絵コンテのようです。

スコセッシ、カメオでしたね。
更に言えば、今回の映画を作るきっかけとなった娘も
あの混乱のカフェのシーンに出演してるみたいですw
そして、原作者のセルズニックも、ラストのメリエス家で開かれた
パーティのシーンに出演しています。
セス・ローゲンを痩せさせたみたいな風貌なんですけどねw

一緒に観た友だちは、バターフィールド君の瞳の色がキレイだった!
とやたら感動していましたw

■たみきさん


> あそこ1スクリーンは小さめだけど音が良かったな。
あ、わしもそう思った! 音イイネ!

> 3Dの技術の特性をよく理解して作られているなと感じましたね。
そうなんだよ! そこがただ単に3Dにしました、つう他の作品と違うのだ。

> 原作(文庫で発売中)を読んでから観たのですが、
> これは原作もお勧めです。
> まるで絵コンテのようです。
ほえ~~、それは楽しいね。本屋でチェックしてみよう。

> 娘もあの混乱のカフェのシーンに出演してるみたいですw
> そして、原作者のセルズニックも、ラストのメリエス家で開かれた
> パーティのシーンに出演しています。
原作者ってまだ生きてるんだ。すごい昔の作品なんだと思ってた。

> 一緒に観た友だちは、バターフィールド君の瞳の色がキレイだった!
> とやたら感動していましたw
うん、きれいだった。けっこーアップを多発してたよね。

行ってきたじょ

はじめての3D体験がこの映画でよかった・・・のよね。純粋におもしろかった。
アバターだったら酔ってたかもと思いましたわ。
でもアバターも観てみたかった。

バターくんの瞳の色は本当に吸い寄せられるようでした☆
ジュードはこれは日本でいう友情出演みたいなもの?
彼はA級俳優でありながら、結構な頻度で映画出てるね~。
養育費とかが大変なのかしらん。

リー様様は90歳なの?!ご立派。背筋も曲がってなくて、2メートルぐらいありそうw

■りおこさん

> はじめての3D体験がこの映画でよかった・・・のよね。
良質の3D作品だったと思います。
3D初体験にはよかよか。

>純粋におもしろかった。
そうなんだよね。そのひとことに尽きる作品。
最後までワクワク楽しかった。

> でもアバターも観てみたかった。
アバターもゼヒ観て欲しいと思うけど、そう考えると、
3Dってその時劇場で観ないとだめなんだね。

> ジュードはこれは日本でいう友情出演みたいなもの?
> 彼はA級俳優でありながら、結構な頻度で映画出てるね~。
そういやあ、そうだ。彼のポリシーなんだろう。イイネ!

> リー様様は90歳なの?!ご立派。
ほんとにリッパだったよね。惚れ惚れしちゃったよ~

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ナンシー☆チロ

Author:ナンシー☆チロ
映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
サッカーも好き☆
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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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