マリリン 7日間の恋

「マリリン 7日間の恋」
(2011/USA+UK/My Week with Marilyn)


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数々の伝説に彩られた女優マリリン・モンローと年下の英国人青年との知られざる純愛を描いた、甘く切ないラブストーリー。

ミシェル・ウイリアムズがマリリン・モンローに!?

観たかったよ~ん。待ってました!

試写@よみうりホール


<王子と踊り子> の撮影の為、イギリスに渡ったマリリンだが、オリヴィエは彼女の演技法が気に入らない。
プレッシャーの為撮影に遅刻するようになりさらにオリヴィエの不興を買う。
その上、夫アーサー・ミラーも帰国してしまう。
オリヴィエからマリリンの見張り役を命じられた第三助監督コリン・クラーク、マリリンは彼にだけには心開くのだった・・・。


マリリン・モンローという名前を聞くだけで、なにやら sweet な気持ちになる。
劇的な展開があるわけではないのだが、しみじみと良い作品だった。
すっかり引き込まれて観た。


ミシェル演じたこの役は、本当に、本当に難役だったと思う。
実在したスターを演じる、しかも "あの” マリリン・モンロー!
それだけでも大変なのに、<王子と踊り子> のマリリンと、スクリーンの外のマリリンも演じなければならない。
ミシェル・ウイリアムズに 「あっぱれ!」 をあげたい。
ダイナマイトボデイのマリリンと小柄なミシェル、どう考えても似て非なる二人なのに、次第に二人が重なって見えるフシギ。

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”恋” というにはあまりにピュアなものだけど、その相手サード助監督コリン・クラークを演じるエディ・レッドメインがびったりでいいのよね。
若さだけが持つピュアさがあってさ。(→とはいってもエデイ、もう30歳だけど
彼がけして ”イケメン” じゃないところもいいの。
「イケメン未満」 というか 「もうちょっとで超イケメン」 みたいなビミョーな立ち位置。

映画の中のコリン・クラークは、高名な学者一族で (パパには ”サー” が付いていた)イートン校出身という設定。
ところがなんとエディもイートン校 → ケンブリッジというエリートだった!
イートン校ではウイリアム王子と同級だったという話。
今春からバーバリーのモデルも務める。現代のデルモ顔だよね。

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うっふっふ、要するにチロルはエデイがとっても気に入ったのだ。

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ことほどさようにこの作品、キャスティングが良いのだ。
ローレンス・オリヴィエ役にケネス・ブラナーって、あまりにおいしいキャスティング。
ケネス・ブラナー、ちょっと肥え過ぎだけど、やっぱりオリヴィエに重なって見えるフシギ。

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↑ オリヴィエってすごーーーいハンサムだったのねえ。

皇太后役 デイム・シビル・ソーンダイクを演じた デイム・ジュディ・デンチは、さすがの貫禄。

サー・デレク・ジャコビもご出演あそばしてましたのよ。

ハーマイオニ―ちゃん@ハリポタ も出ているよ。→ エマ・ワトソン
まだまだだね by 越前リョーマ@テニスの王子様 ってかんじだった。

いっけねー、いっけねー、ドミニク・クーパーも出てたんだ!
この人は表に出ても脇に回っても、なかなかいい仕事をするよな。
(スキとは思わないけど・・・)

これらキャスティングのおかげもあり、UKらしい品のいい作品なのよね。


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↑ アーサー・ミラー役のダグレイ・スコットも似ていて良かったぞ。
この名前ってどこかで聞いたな・・・と思ったら、<エバーアフター> 
でドリュー・バリモアちゃんの相手役だった王子か。

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===
帰って来て myバイブルのビリー・ワイルダ―本を出してみる。
この撮影時のエピソードと同じことが、マリリンが次に出演した <お熱いのがお好き>(’59)に繰り返されていておもしろかった。

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――マリリンは大体自分の思うように演じようとするので、
説得してやめさせないといけない。
そしてリハーサル、本番となってとちってしまう。
スター女優がとちったら、
「大丈夫、大丈夫、もう一度やろう。フィルムは山ほどあるんだから」
となだめすかす。でもマリリンは泣いてしまう。
メイクをはじめっからやり直さなくちゃいけなくなる。
三回、四回の失敗が知らない内に40回になっている。
その都度メイクやら何やらもやり直しだ。
そして彼女が自分自身に腹を立てる。

――私はセットにいるが、彼女はいない。
人をやって呼びにやる。セカンド助監督だ。
彼女のドアをノックして、
「ミス・モンロー、準備が出来ました」
「この、くそったれ!」
と怒鳴り返される(笑)

――彼女を使えばこっちの頭がおかしくなるのがわかっていながら、
でもその都度自分に言い聞かせる。
「彼女と結婚しているわけじゃないのだから」 と(笑)

モンローは・・・どういったらいいのか・・・永遠に謎の女性であり、その解答はどこにもなかった。


もうひとつ好きなエピソードがあるんですけど

――マリリンは三ページ分の会話をミスひとつなくやってのけるかと思うと、
「私よ、シュガーよ!」 のような簡単なセリフで行き詰ってしまう。


→ 同様のことが <マリリン~> でもあった。
この時のセリフは 「この部屋 ”も” みていいの?」 これが言えなかった。

――それで 「私よ、シュガーよ!」 と書いた紙をドアに貼った。
彼女は言う。 「シュガーよ、私!」
50回ほどテイクを重ねた後、彼女を脇に呼んで 「気にするな」 と言った。
すると彼女は、こう答える。
「気にするってなにを?」

ウイーンに年老いた私の叔母が住んでいて、彼女はどんなセリフも完璧に暗誦することが出来た。
でも私の叔母の映画を誰が見に行く?(笑)


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王子と踊り子PageTopマリスコス・ビーチ

Comment

エディ君

あか抜けてないところが大昔のべいるんを思い出したよ。
なんか品のよさそうな子だなあと、そこがべいるんと違うとこだけどさwww

ミシェル、ほんとよかったよね。
これはGG賞もらって当然の演技だと思った。

今、http://goo.gl/W68GI
を読んでるんだけど、この医者はこの映画には
出てこなかったようだけど

>でも私の叔母の映画を誰が見に行く?(笑)

これはこの本にも出てきました。有名なエピソードなのね♪

ミシェルはこの役のために肉つけて削ったはず。
さすが女優、ダイナマイトボディ(死語かw)

■白みるくさん

> あか抜けてないところが大昔のべいるんを思い出したよ。
やっぱUKの男つうのは、そういうとこがあるよな。そこがまた魅力。

> ミシェル、ほんとよかったよね。
> これはGG賞もらって当然の演技だと思った。
歌も歌ってたしね。芸達者だよね。
でもいかにも 「どや顔」 してないとこがいいよね。
どっかの某ベテラン女優と違って、私、うまいでしょ?
って空気出してないよね。

> を読んでるんだけど、この医者はこの映画には
> 出てこなかったようだけど
お、これ読みたかったんだよね。
それとチェック入れてるのが、これ。
アンドリュー・オヘイガン
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/117157.html

> >でも私の叔母の映画を誰が見に行く?(笑)
> これはこの本にも出てきました。有名なエピソードなのね♪
あ、そうなんだ。へぇ~へぇ~へぇ~
ますます読みたくなったぞ。
でも分厚いよね、こういう本って。
ちょっと尻込みしちゃう☆

観てきました!@有楽町

観てきたら、ここにお邪魔したいと思っておりました。

…もう、なんてSweetなのでしょう。。
全てがせつなく、甘い。。
チロさんが言う通り、マリリンを見ているだけで
グッと来る甘さを感じてしまう。

また出演者が好きな人だらけで困った!
主役とヒーローは勿論、ジュディ・デンチさまが
カッコいい!良い役でした!
外人俳優の名前を覚えられないので、誰?とは
言えないのですが、ガードマンのおじさまも、
図書館のおじさまも良かった!

50年代のお洋服もおしゃれだし、セリフもウィット
で良かった!
戸田奈津子の翻訳が邪魔だと思った映画は、初めて
だったかも知れません。

スクリーンで観るのが、絶対おススメの映画ですね!
ああ、素敵~。。

■どじちゃん

> 観てきたら、ここにお邪魔したいと思っておりました。
おお、どじちゃん、ありがとう☆

> 主役とヒーローは勿論、ジュディ・デンチさまが
> カッコいい!良い役でした!
今回のジュデイ・デンチは、程良く抑えた演技がよかったよね。

> 図書館のおじさまも良かった!
サー・デレク・ジャコビでした~(オープンリゲイ)
少しの出番なのに威厳がありました。
こういうキャスティングが品よく豪華でしたよね。

> スクリーンで観るのが、絶対おススメの映画ですね!
たしかに! スクリーンで見るべき良質の映画でした☆

遠目が似てる

アップはそれほどでもないけど(いや似てるんですが)、
遠目で踊るシーンとかほんと似てた。マリリンだった。

ケネス・ブラナーはルックス似てないのに、
ローレンス・オリビエだったなあ。この人本当に上手い。
ヴィヴィアン役の、ジュリア・オーモンドが歳取っててびっくりしたですわ。

コリン役のエディくん、先日バーバーリーの宣伝を店舗で観た。
顔中そばかすくんなのよね。
どっかインテリ風だなと思ったら、やっぱりそういう学歴だったか。
そして、どこかで観た顔だと思ってたんだけど、
自分、mixiの日記(2007年10月14日)に注目のイケメンとして
アレックス・ペティファーや、ベン・バーンズ、
マカヴォイなんかと一緒に記事と写真をアップしてたw

私的には、ドミニク・クーパーがオイシかった。
ちなみに、この濃さは結構好みw

■たみきさん

> 遠目で踊るシーンとかほんと似てた。マリリンだった。
ミッシェルのインタビューで、
マリリンを演じることにプレッシャーはなかったか?の問いに、
「”my マリリン” を演じようと思った」
つうのがあって、はああ、いいこと言うよな、とうなずいたよ。

> ヴィヴィアン役の、ジュリア・オーモンドが歳取っててびっくりしたですわ。
ヴィヴィアン・リーファンの中には、フマンがある人もいるのでは(笑)

> コリン役のエディくん
> そして、どこかで観た顔だと思ってたんだけど、
すごいですねえ、たみきさん!
そんなに早くからツバつけといたなんて!?

> 私的には、ドミニク・クーパーがオイシかった。
> ちなみに、この濃さは結構好みw
うん、わかる気がする・・・・

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ナンシー☆チロ

Author:ナンシー☆チロ
映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
サッカーも好き☆
過去記事へのコメントも歓迎です。
尚、宣伝目的や記事に関連のないリンク・コメント・トラックバックなどはこちらで削除させて頂きますので、ご了承下さい。

追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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