彼と彼女のゲイビー大作戦

「彼と彼女のゲイビー大作戦」
(2012/USA/GAYBY)


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【第21回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(2012)上映作品】


こりゃおもしろかった!

ヨーロッパ映画が続いたので、アメリカのコメデイがみょーに新鮮に感じた。


ゲイとヘテロが子づくりに挑戦!?
迷走する30代男女の友情コメデイ

ジェンとマットは学生時代からの親友同士。
30代になった今、一緒にこどもを持つという学生時代の約束を果たそうとする。
こうして二人の子づくりへの挑戦が始まった・・・。

アメリカではレズビアンのカップルの子づくりにゲイが協力するという図式はよくあるケースのようだが、ヘテロの女性にゲイが協力するというのは・・・ありぃ?。

こどもが欲しい!!
でもいつ運命の相手が現れるかなんてあてにならない。
30代になったジェンは焦り始める。
一方、自分のこどもを持てないゲイのマットにとって自分が父親になるということは願ってもない。
お互い気心が知れた相手ならこの選択はベストじゃないか!?

ジェンの提案は ”昔ながらの方法”。
なぜ ”昔ながらの方法”にこだわる?? 
このこだわりがまた笑わせるのだが・・・。

<リック&スティーブ> (2000年映画祭上映作品) リックとスティーブがレズビアンカプルに協力する。

<QUEER AS FOLK>  (2000年映画祭上映作品) スチュワートがレズビアンのカップルに協力してたっけ。in UK

こどもが欲しいヘテロの女性にゲイのカプルが協力するというのは日本の映画にもありました。
こちらは ”昔ながらの方法”ではなく、”スポイド” 使用が前提だったけど。

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(2004/07/10)
田辺誠一、高橋和也 他

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マットの親友、おネエの(エセ)クマ系 ネルソンは何かと事情通。
すでに2組のレズビアンのゲイビーに協力した経験者。
親戚のこどもと接するようなもの、とときどきゲイビーたちと会っている。

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===
この作品はとにかく現在のアメリカのゲイ事情がわかって、その点でもおもしろかった。
出会い系サイトや業界用語 : 「LGBTQA」 とか。
LGBTはいいとして、「QA」って?! (劇中のマットも知らなかったぞ)

Q = Questioning 
  → 性自認や性的指向について、迷っている、まだ探している状態の人々

Aは劇中では、[ ALLIED ] =盟友 と言っていたけど、意味が今ひとつわからんち。どゆ意味? → 下の [追記] ご参照
A = Assexual (無性愛、非性愛) とする説もある。

ところで、タイトルの 「ゲイビー」 は、ゲイのカップルの赤ちゃんのこと。へぇ~へぇ~つい

【追記:2013/6/28】

[ ALLIED ] =盟友 「アライ」という言葉が広がりつつある。
LGBTを支持するLGBT以外の人を指す。


そういえば、ジェンの同僚もゲイだったっけ。

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===
ジェンの妹はヘテロの既婚者だがこどもが出来ないのでアフリカの赤ちゃんを養子に迎えたい。
が審査がなかなか通らずじらじらしている。
アメリカでは、誰もかれもこどもを持つことに切望感を抱いているのか?
日本でも、こどもが欲しい! でも出来ない、と悩む夫婦は多い。かといって、「それなら養子」という流れは少ない。 
アメリカが日本の先を行っているなら、日本にもいつか 「養子をもらう」という選択肢が広まるだろうか。
そして結婚しない女性もママになる、という選択も。
選択肢は多い方がいい。可能性を広げられる社会を願う。

このストーリー、メインは「子づくり」なんだけど、30代の二人の仕事のこと、ラブのこと、周辺事情もうまく描かれている。
マットは別れたカレのことがふっ切れない。
恋愛にはマジメなタイプで、出会い系サイトで知り合った相手に 「重い」 と引かれてしまう。
そんなマットに新しい出会いが! (カレはバツイチ・こどもあり)
また 「重い」 と言われてしまうのか?
マットのラブはどうなる? というのもドキドキ 

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===
ジェン役 ジェン・ハリス、みごとなコメディエンヌっぷり! あっぱれ!
マットの親友ネルソンと共に大いに笑えた。
 → ネルソンはこの作品の監督ジョナサン・リセッキだったのね

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Author:ナンシー☆チロ
映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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