「シン・シティ」
(2005/SIN CITY)前から気になっていたロバート・ロドリゲス監督作品です。
フランク・ミラーの人気コミックスの映画化。
ミラー自身が共同監督、クエンティン・タランティーノがスペシャル・ゲスト監督として参加した。
おもしろい!!
ハードボイルドなテイストが超クール!
オープニングからシビれる。
ストーリーは四つのパートから成る。
それぞれがびみょーにリンクしている。
オープニング : THE MAN (殺し屋)と美女
エピソード1 : ハードグッバイ /マーヴの物語
エピソード2 : ビッグファット・キル /ドワイトの物語
エピソード3 : イエローバスタード /ハーティガンの物語
全編をデジタル、グリーンスクリーンで撮影した。
コミックスの世界観をそっくりスクリーンに再現。なのでコミックスのキャラクターに近づける為、特殊メイクは必須。
マーヴ(ミッキー・ローク) はこんなかんじ。
(これがミッキー・ロークとわかるまでしばらくかかった)

彼をはじめとして、キャストがやたらと豪華。
ロドリゲス&タランティーノ作品でおなじみの顔ぶれも多数。
オープニング:ジョシュ・ハートネット

EP1:イライジャ・ウッド(人肉殺人鬼、超ブキミ!セリフなし)
ルドガー・ハウアー(いつ見てもステキ☆おやじ)
EP2:クライヴ・オーウエン(初めてこの人のことかっちょいいと思った)
ロザリオ・ドーソン(
<デスプルーフ in グラインドハウス> ブリッタニー・マーフィー(2009年32歳で亡くなった)
デヴォン青木(アンパンフェイス ミホ役 日本愛を感じる)
ベニチオ・デル・トロ(大物!)
キモッ!!EP3:ブルース・ウイリス(
<パルプ・フィクション>)
マイケル・マドセン(<
レザボア・ドッグス>)
ジェシカ・アルバ(
<マチェーテ>)
チロル的に一番好きだったのは、EP3。
狭心症の老刑事ハーティガンが連続少女誘拐事件を追う。

4人目の被害者少女ナンシーを身を挺して助ける。
犯人は上院議員の息子なので、ハーティガンが罪を着せられ8年服役する。
その間ナンシーは毎週彼に手紙を出していた。
出所後ハーティガンは19歳になったナンシーと再会する。
このエピソードは、オヤジスキー&年の差カプ萌えの人に超おススメするッス!
ナンシーを娘のように思い愛すオヤジ、彼をひたすら慕うナンシー。
ナンシーからまっすぐな愛を向けられ、身を引こうとするオヤジ。
ブルース・ウイリスはロドリゲス&タランティーノ作品の中では
めちゃくちゃ かちょえええ~~~!

尚、EP1 神父役でフランク・ミラーがカメオ出演している。
タランティーノは、EP2の一場面を演出した。
→ ドワイトがジャッキーボーイ(ベニチオ・デル・トロ)の死体を助手席に乗せた車の中で、死体がしゃべり出すシーン。
マーヴのセリフにこんなのがある:
これからおまえが味わう地獄に比べたら、
本物の地獄は天国さね、シビれるでしょ?
とにかくクールな一作。
ロドリゲス&ミラー
見ちゃったわよ
シンシティでのおやじたちカッコ良かったのね
やっぱりハードボイルド劇画をスクリーンにするには白黒である事が大事じゃないかしらん
で、どの場面を切り取っても決まるのよね
チロルちゃんと同じEP3がいいわよ
イライジャウッドきもかったわあ(誰だか分からないし)
ディボン青木かわええなあ
かっこ良さに見とれてボーっと見てると、時間軸が分からなくなり二度見しちゃったわよ