ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
(2012/LIFE OF PI)


lifepi01.jpg


アカデミー賞前、駆け込み第2作はこれッス。

@TOHOシネマズ日劇

アカデミー賞11部門ノミネートされました。


インドの少年パイとトラが一つのボートで227日間漂流する物語。
まさに、「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」まんまやんけ。
原作は、ブッカー賞受賞 ヤン・マーテルのベストセラー小説。

??????
観終わって、チロルの頭の中には 「?」が渦巻いてた。
ラストの部分がさっぱりわからんかったとです。
あれはなんだったのか???

翌日、李安(アン・リー)監督のインタビュー記事を読んでいると、
「最後に驚くべき結末」
とある。

えええええええええーーーっ!!!
マジですかあぁぁ~!?
ってことは、そういうことだったってこと?!

ラストのとこで、となりのおねーさんがすすり泣いてたんだけど、
え、これ、ヨタ話でしょ。ヨタ話でなぜそんなに泣くんだ、ねーさん
と思ってた。ねーさんは正しく理解していたわけだ。恥!


パイの一家が乗った船の傲慢なコックをなんと ジェラール・ドパルデューが演じる。
何かの間違いだったのか?と思うくらい、出番はあっという間に終わる。
しかし、「驚くべき結末」の為にこのキャスティングがあったのだと、後でわかったとです。

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同じことはパイのママ役タッブーにも言える。
誇り高く美しいママには、たしかな存在感のある女優が必要だった。

lifepi06.jpg


観てみなくちゃわからない、<ライフオブパイ>はとても怖ろしい映画なのだった。
そしてまた哲学的でもある。根底に東洋的な思想がある。
当初は、3Dファンタジー作品を李安が!?
と思ったけれど、観終わったら李安が監督して納得かも。

撮影は台湾で行われ、格納庫に五つのスタジオを作り、巨大プールも設置した。
「米国から150人の技術スタッフを連れて来た。台湾の若いスタッフは多くのことを学べたはず」
と、李安のコメントです。

今やグローバルな李安だが、台湾の映画界のこともちゃんと考えてるのね。
李安、ますますソンケイ。

ということで、大方の予想を裏切り、李安は2度目のアカデミー賞監督賞を受賞した。
他、作曲・撮影・視覚効果と、計4部門の受賞となった。

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そうそう、撮影・視覚効果賞を取っただけあって画面がほんとに美しい。
3Dは <アバター> を作った制作会社が担当。
なので画面に奥行きがあり迫力がある。
最近はなんでも3Dだけど、これ3Dにする意味あんのけ?というのも少なくない。
その点この作品はやっぱり違うのよね。
絶対劇場で見るのをお勧めします。

===
トラの名は、リチャード・パーカー。
この名前も実は意味があった。
後でネットで知った次第です・・・。
ネタバレになるので、興味のある方は検索してみてちょ。

lifepi03.jpg  トラはCGです


カナダ人作家の役は当初トビ-・ワグワイアで撮影していたとか。
→ 最終的に レイフ・スポール(UKの人)になった。
へぇ~へぇ~

どうでもいい話ですが、
最後に出て来た日本人保険調査員二人は、James Saito と Jun Naito.
日系の人でした。

lifepi04.jpg 

明治十二年明治天皇御下命「人物写真帖」PageTopゼロ・ダーク・サーティー

Comment

こんにちは、初コメントですが結構前から読ませていただいてました(^^ゞ
この映画の感想を待ってました。
結末は原作より観客に委ねる感じにしたりあえて削った部分とか随所にアン・リーらしさがでてたような。
二回目はないと予想していた監督賞受賞も納得な作品でした。

■sarara さん

コメントありがとうございます。

> こんにちは、初コメントですが結構前から読ませていただいてました(^^ゞ
えええーっ、うれしいです!

> この映画の感想を待ってました。
この作品、実は「ゼロダークサーティー」とはしごで観たんです。
先に見た「ゼロダーク」がキョーレツで、気持ちをリセット
できないまま観たかんじ。なので観終わっての感想を自分の中で
整理するのがちょっと苦しかったです。

> 結末は原作より観客に委ねる感じにしたりあえて削った部分とか随所にアン・リーらしさがでてたような。
私も見ながら随所でアン・リーらしいなあと感じました。
sarara さんは原作も読まれたんですね。
原作と比べながら読むと、いっそうアンリーらしさを感じられるでしょうね。

> 二回目はないと予想していた監督賞受賞も納得な作品でした。
アンリーって一作一作全く違った作品を手がけますよね。
「ブロークバック~」のような作品を撮ったかと思うと
「ハルク」を撮ったり、そして今回のような作品も。
まさに柳のように柔軟でしなやかで強い。ついて行きまっせ、監督!
sarara さん、また遊びに来てくださいね~

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映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
サッカーも好き☆
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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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