アルフレッド・ヒッチコック~天才監督の横顔

「アルフレッド・ヒッチコック~天才監督の横顔」
(1999/Hitchcock: Shadow of a Genius)


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新作 <ヒッチコック> 日本公開を記念して、AXNミステリーではヒッチコック関連作品を緊急特集。
その中の一本、ヒッチコックの半生とその作品を綴ったドキュメンタリをミタ。


映画界に多大な影響を残し、今なお謎の多い巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督。
彼の初期作品を年代順に追っていき、完成されなかった未公開作品の映像、ホームビデオの映像までを使用し、ヒッチコック監督の真実に迫るドキュメンタリー。



まず有権者にお知らせしたいのは、この作品のナレーションが、ケビン・スペイシー、ケビン・スペイシーであるということであります!(「マツコと有吉怒り新党」のはなわ調)

観る前からこれで一気にラグジェアリー度が増しました。(でも最近ご無沙汰だわね)


冒頭のトリュフォーの言葉から始まって、ヒッチコキアン(この言葉、久しぶりに聞いた)として登場する映画監督の顔ぶれと言ったら!!
皆さん、驚かないでくださーい!

ジョナサン・デミ (羊たちの沈黙)
ブライアン・デ・パルマ (殺しのドレス/アンタッチャブル)
カーティス・ハンソン (LAコンフィデンシャル)
ピーター・ボグダノビッチ (ペーパームーン)
ブライアン・シンガー (ユージュアル・サスペクツ)
ロバート・アルトマン (プレタポルテ)
ウエス・クレイブン (スクリーム)
ロナルド・ニーム (ポセイドン・アドベンチャー)

デパルマ、デミはわかるとして、大御所アルトマンまで出て来るとわ!
チロルお気に入りの、カーティス・ハンソン、クレイヴンにコーフン!

一ファンとして、監督として、それぞれ思い入れのある作品へのコメントも興味深かった。
これだけのメンバーが出演してくれたって、どんだけ愛されてるんだ、ヒッチ!


ヒッチ作品関係者は :
ジャネット・リー (サイコ)
テレサ・ライト (疑惑の影)
ティッピ・ヘドレン (鳥) ダイスキ! myタイプ☆

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↓ ムスメ婿は アントニオ・バンデラス!
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ジョゼフ・ステファノ(サイコ 脚本)
パトリシア・ヒッチコック

パトリシアのおかげで、貴重なプライベートフィルムも見られる。
ヒッチ一家が初めてハリウッド大通りを車で走った時、アルマに運転させヒッチ自らカメラを回したフィルムとか。

ヒッチコックはロンドンの青物商の家に生まれた。
電信会社に就職した後映画会社に転職。そこで出会ったのがアルマ・レヴィルだった。
アルマはすでに脚本と編集で成功していた。
ヒッチにとってアルマは尊敬する先輩だった。

という二人の関係を初めて知った。
そうか、アルマは実績と才能がある人だったのね。

===
ハーブ・スタインバーグ(パラマウント パブリシスト)は、<サイコ>成功の理由をこう語った。
1・モノクロであること
2・主役スターのジャネット・リーが始まって30分で死んでしまうこと

遅れて来た観客は、ジャネット・リーがどこに出て来るか探す → リーを見れずじまいになり混乱を呼ぶ。
そこでヒッチは上映後の入場を禁止した。
人々は遅れると映画が見られないという不安感に煽られ、結果的に大きな宣伝効果となった。
ヒッチは偉大なプロモーターであった。

――最初から見るか
  全く見ないでください
  上映開始後は入れません

===
アカデミー賞に無視されいじけるヒッチの様子は新作にも描かれているが、賞には無縁だったヒッチ、死の1年前、アメリカ映画協会は功労賞を贈った。
その席でヒッチはこうスピーチした。

――この場を借りて四人に礼を言わせてください。
私に愛情と理解と勇気を与え、協力を惜しまなかった。
一人目は映画編集者、二人目が脚本家、三人目 娘パットの母、
四人目はうちのキッチンに奇跡を起こした最高の料理人、
彼らの名前は、アルマ・レヴィル

アルマはハンカチで目をぬぐった。

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フレンジーPageTopサイコ(1960)

Comment

こんにちは。
そんな放送があったなんてうっかりしていました。残念です!
他の作品は録画したんですけどね・・・・。

授賞式でのヒッチコックのスピーチ、さすがですね。
ヒッチコックらしくて、しかも泣かせる~~。
一生を「サスペンス」=観客をひきつける
ことに捧げたヒッチコックのお陰で
今も色あせることのない作品が見られます。
大好きな監督です。

■翡翠さん

コメントありがとうございます。

> そんな放送があったなんてうっかりしていました。残念です!
> 他の作品は録画したんですけどね・・・・。

特集が始まってすぐの時だったと思います。
私は「山羊座のもとに」が見たかったんだけど見逃した!

> 授賞式でのヒッチコックのスピーチ、さすがですね。
> ヒッチコックらしくて、しかも泣かせる~~。

ほんと、泣かせる名スピーチですよね。
最初、へぇ~、4人って誰と誰なんだろ?と
聞き始めたらとんだオチにやられちまいました。

今あらためてヒッチコク作品を観るとしみじみおもしろいです。
新作公開機での再評価はうれしい限り。

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ナンシー☆チロ

Author:ナンシー☆チロ
映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
サッカーも好き☆
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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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