短編集B

「短編集B」

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【第4回 アジアン・クイア映画祭(2013)上映作品】

前回のアジアンクイア映画祭は、やたら短編集が多かったけど、今回は2プログラム。
その内の一つをミタ。

アジア各国の作品が揃ってておもしろかった。(え、なにこれ?ってのもあるけろ)



1)「ピーターの場合」 2011/インドネシア/14分
   ピーターの初恋の物語。

2)「アンデイ」 2010/韓国+アメリカ/6分
   両親とショッピングモールにやって来た幼いアンデイの物語。
ええ、え?? 何が何だかわからない内に6分が終わる。   
その「何か」を観客に想像させる作りになっているもよう。
チロルが思ったのは、アンデイのパパはゲイ的な要素が潜在していて過剰反応する。
アンデイの口紅、トイレで親切にしてくれたおじさんに対する反応から、もしかして幼い時パパはトイレで大人の男にいたずらされたのかも知れない・・・などと想像をたくましくした。
いろんな解釈を生む短編。
2011年サンディエゴ・アジアン映画祭では最優秀短編作品賞を受賞。

3)「ランチタイム」 2010/アメリカ/7分
  いじめにあった少年が、幼稚園にかつての担任ロー先生を訪ねてやってくる物語。
「先生は男の人とくらしてるってほんと?」無邪気な質問に戸惑う先生。
この作品、スキ。
監督はハワイ出身。

4)「クローゼット」 2010/インド/6分
  女房が浮気しているところに帰って来た亭主の物語。
しかし、その亭主は・・・。

5)「エロチックなカケラ1・2・3」 2011/タイ/6分
  バンコクを舞台にしたドキュメンタリタッチの作品。
2012年第62回ベルリン国際映画祭に出品されている。
Anucha Boonyawatana監督は、チュラロンコン大学出身だって。タイの東大!エリート!

6) 「おたくラジオ」 2011/中国/35分
上海で働く会社員シェンィエとモロは、毎晩自分たちの好きな50〜60年代の欧米の流行曲をかけながら"My Spiritual Medicine"というラジオ番組を放送している。
一方、部屋から一歩も出ずひきこもりの老女は、一人でこの番組を聴くのを楽しみにしていた。

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これ、めちゃくちゃスキなんすけどおぉぉぉぉぉ!!!
超ツボにはまりまくり!

主役の二人が中国人と日本人で、シェンイエが日本語をしゃべるというのがみょーに新鮮だった。
職場の同僚である二人の関係性もいい。二人は恋人同士というわけではなく、シェンイエにはガールフレンドがいる。
その微妙な距離感が萌え萌え~
だけど、二人は同じ想いでいるというのが互いにわかっている。

ある日の放送、その日はシェンイエの誕生日。
モロはお祝いに「BLUE MOON」を歌う。
え、「BLUE MOON」ってこんな内容の歌詞だったの?!
この歌を選んだモロの真意・・・この歌に想いを託したなら、なんてロマンチックな愛の告白
もうこのシーンにはあはあ

この後2011年に日本で起きた地震の為、モロは帰国を余儀なくされる。
二人の関係はシニカルな結果に終わるが、他方ひきこもりの老女は外の世界に出かけて行くという明るい光が見えるエンディングがいい。

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とにかく全てがいい!!
その1 キャスティングが最高にいい!
モロ役 諸岡高裕と、シェンイエ役 陈吰 Hong Cheng 二人の都会的な青年たちがぴったりんこ!!
いつまでもいつまでもこの二人を見ていたいと思った。

↓ めちゃんこかっちょいい!!!! リーマンってとこもいい!

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(彼を検索すると「深野忠信」という名がヒットする!なぜ? 深野忠信で画像検索するといろっぽい画像もいろいろと)

その2 このラジオ番組がごっつークールなのよね。
選曲のセンスがすんばらしい! こんな番組があったら絶対聴くよ!
とにかく観ていて居心地がよいのだ。
今年のAQFFで、単純に文句なくこの作品が一番好き。

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本作はネットで公開され一千万以上の再生回数を達成し中国では大ヒットとなった。
ネット上での評価は8.2、たくさんのコメントや賞賛が書き込まれた。
また、2011年11月の中国における映画トップ50チャートでは国内外のメジャー劇場映画をおさえてベスト10入りした。

↓ 監督さんと
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ソ・ジュンムン プログラムPageTop2度の結婚式と一つの葬式

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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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