スタンリーのお弁当箱

[スタンリーのお弁当箱]
(2011/インド/ STANLEY KA DABBA/STANLEY'S TIFFIN BOX)


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チロル、クイアな映画ばっかり観ているわけじゃなくってよ。

@シネスイッチ銀座



クラスの人気者スタンリーは、”家庭の事情”で弁当を持って来ることが出来ず、昼食の時間は水道水を飲んで空腹をごまかしていた。
そんなスタンリーに級友たちは弁当を分けてあげるが、いぢわるな先生にみつかってしまう。
そのヴァルマー先生はスタンリーに「弁当を持ってこられないなら学校に来るな」と言われてしまう・・・。


脚本を作らず学校で教科書を与えてワークショップを行いながら、1年半をかけて撮影。
こどもたちは最後まで映画撮影と知らなかったという。
素人の子どもたちを集めて作っただけあって、こどもたちがすっごくかわいいんだよね。
見ていて楽しい。

だけど・・・
お弁当を持って来られないってつらい・・・。
スタンリーは最初「お母さんが忘れた」と言い、
次に「お父さんとお母さんはデリーに働きに行って家にいない」と言う。
どこまで本当なのか?

国語教師ヴァルマー先生は怖ろしく食い意地が張っていて、自分で弁当を持って来ず、家がお大尽の生徒の豪華弁当を当てにしている。
それがスタンリーに行っちゃって食いっぱぐれたのがおもしろくない。
で、八つ当たりで「学校に来るな」と言ってしまう。

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ここのくだりがあまりにベタで、日本人のチロルは「ありえねえし!」と引いてしまうんだけど。
だってさ、先生なんだから、弁当を持って来られない生徒がいたら事情を聴いたりして、自分の弁当を分けてやりこそすれ、八つ当たりしていぢわるするなんて。
インドだとこの展開の方がウケるのかな?
この学校では、生徒だけでなく先生もみな弁当持参なのだ。
(パンにバターを塗っただけという弁当の女教師もいた)

ママの手作りの弁当は、こども時代のいい思い出。
でもその一方、お弁当を持って来られないってとってもかなしい・・・。
日本の給食制度って素晴らしいと思った。
実際のインドの学校のランチ事情はどうなんか??

スタンリーのパパとママはどうしたのか?
最後に真実がわかる。
監督が訴えたかったのはこれだったのかと。
インドの児童労働。根深い問題。
それまでの少年たちの笑顔とは正反対の、つらいつらい現実・・・。
哀しいことにスタンリーのような少年はインドでは珍しくないのだ。

===
英語のロージー先生は、優しくてステキな先生。
スタンリーのいいところをほめて伸ばしてくれる。

――スタンリー、作文が上手。
本を読むのがうまいわ。


スタンリーはロージー先生が大好き。
ロージー先生のような教師が学校に一人でもいてくれたら・・・。

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ロージー先生役ディヴィヤ・ダッタ 美しい!

ヴァルマー先生の脂ぎった顔のアップをずっと見させられ、
ああ、インドのメンズって、チロル、もうダメ・・・・
と思っていたら、後半、ロージー先生の旦那さんが出て来て、どっひゃあ~!!
マッチョな超イケメン!!!
だんなさんは、インドのデヴィッド・ガンディやあ!(ガンジーじゃないよ)

インドのメンズをひとくくりにしてごめんちゃ(反省)

ちなみにヴァルマー先生は今作のアモール・グプテ監督です。
スタンリーは監督の息子さんですた。

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  (2015/8/24) 「怒り」に追記あり。

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