エンド・オブ・ウォッチ

[エンド・オブ・ウォッチ]
(2012/END OF WATCH)


eow01.jpg


せっかくのお盆休み、みんなで映画でも見ようかいね、としたところ、社長は2時間を超えるのは飽きるといい、あれはやだ、これはやだとみなわがままをいい、話がまとまらない。
そんな中、映画紹介を見ていたら、全くノーマークの作品が。
「生々しさ満載の犯罪ドラマ。熱き男たちに腐女子も燃える」
という紹介文に、社長が「腐女子ってなんだ?!」

ということでこれに決定!
チロル好物のLAPD物。

@丸の内TOEI  公開2日目
↑ ここのセレクションはシブいよな。
これどれくらい宣伝してるんだろ? いい映画なのにもったいない。

LAの一角、サウスセントラル。重犯罪多発地区。
5分に一度事件が起きる。
この地区を担当するブライアンとマイクのパトロール警官コンビの戦いを描く。


LAPD物はいろいろ見たけれど、いやあ、このサウスセントラルの風景はすごいわ。
こんなとこを舞台にした映画って初めて見た。
最初に映る街の光景にため息が出た。
いつの時代?ここはどこなの?ほんとにLA?
ひとことで言って荒んでる。

冒頭、法科の講義を受けているブライアンは、選択した映像コースの課題で小型カメラを装着する。
このカメラ視点の映像が迫力満点でまるでドキュメンタリを見ているよう。

デヴィッド・エア監督は、[トレーニングデイ]の脚本を書いた人。
脚本家出身の監督作品はまずおもしろいはず。
次々と事件が起こる展開もテンポがいいし、パトロールカーの中で繰り広げられる二人の掛け合い漫才のようなおしゃべりも楽しい。
緊張と弛緩のバランスがいいのだ。

eow05.jpg


とにかく次々に起きる事件がハンパない。
――たまには ”楽しい事件”はないのかよ

比較的楽そうな、「年取った母親の安否確認」に向かったところ・・・
母親は殺されていて、家からは死体がゴロゴロ、生首が並べられ・・・

「えーーっ!」「うっそぉぉ!」と、見ながら何度も声出しちゃった。
この後も、二人が駆けつける度、とんでもない光景の連続。
日本じゃ考えられないシロモノばかりなのよね。
もはや犯罪の質が違うってかんじ。
デヴィッド・エアー監督は十代の頃この地区で過ごした。
やっぱその土地を知るものが描くと違うよね。

サウスセントラルは、ヒスパニックとブラックの、毎日が「仁義なき戦い」。
いくつ命があっても足りないよ。戦場のようなとこ。

ある事件で二人は麻薬カルテルの秘密に触れ、組織から命を狙われる。
ここから怒涛のクライマックスへ――

eow02.jpg


白人のブライアンとメキシコ系のマイク、もはやこの地域では彼のようなヒスパニック系が必須よね。言葉も通じるし。
固いきずなで結ばれた二人に胸が熱くなること間違いなし。

いやあ、まっことおそろしいLAサウスセントラルなのだった。
尚、ジェイクとマイケル・ペーニャで萌えはねーです(笑)

ところで劇中、
「ま、コーヒーでも飲んで落ち着こうぜ。
 昆布茶がいいか?」
というセリフが。(たしかに「コンブチャ」と言っていた)
サウスセントラルでは流行ってるのかしらね。昆布茶。

===
「エンド・オブ・ウオッチ」とは :
警察官が一日の最後に記す「業務終了」の意。
これを記すことが出来ないと「殉職」(の意もある)

===
ジェイク・ギレンホールは、こういう骨太な作品にも出て好感が持てる。
プロデューサーも務めた。
マイク役マイケル・ペーニャは、こういうヤツいそう!つうリアル感がぐ~。
他、警官役で、アグリー・べテイ=アメリカ・フェラーラ(レズビアンという設定)

eow03.jpg

コデイ・ホーンもちらっと顔を見せる。
コデイ・ホーンはこの2日前に見た[マジックマイク](後日UP予定)からの~連続ワザ。
この人のパパって、ワーナーブロスのプレジデント&COOだったのね。すげえ~~ → アラン・ホーン

eow06.jpg

===
デヴィッド・エアーはかつて「警官映画の中で一番面白いのは、汚職警官が出て来るもの」とコメント。
そうか!だからLAPDものは悪徳警官ばかり出て来るのか!?目からウロコ。
今回もとーぜんそうかと思っていたら、今回はそうじゃない!
悪徳警官が出て来なくても面白い映画を作れるってことか。

これもデヴィッド・エアー作品だったか!
ジェームズ・エルロイ原作、これぞLAPD汚職警官もの!


フェイク シティ ある男のルール<特別編>  [DVD]フェイク シティ ある男のルール<特別編> [DVD]
(2009/06/05)
キアヌ・リーブス、フォレスト・ウィテカー 他

商品詳細を見る


拙ブログ記事はこちら↓
[フェイクシティ ある男のルール]


eow07.jpg
エアー 強面!!



ペーパーボーイ 真夏の引力PageTopスタンリーのお弁当箱

Comment

Commentの投稿

 管理人だけに表示する

プロフィール

ナンシー☆チロ

Author:ナンシー☆チロ
映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
サッカーも好き☆
過去記事へのコメントも歓迎です。
尚、宣伝目的や記事に関連のないリンク・コメント・トラックバックなどはこちらで削除させて頂きますので、ご了承下さい。

追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

リンク
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ(タブ)

最近のトラックバック
カテゴリ
カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

ブログ内検索

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
QRコード

QRコード

RSSフィード