夜明けのゾンビ

[夜明けのゾンビ]
(2011/USA/Exit Humanity)



夜明けのゾンビ [DVD]夜明けのゾンビ [DVD]
(2013/02/08)
マーク・ギブソン、アダム・セイボールド 他

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昨年の10月、シアターN渋谷で、「シッチェス映画祭 ファンタスティックセレクション」つう特集上映があった。
その中の一本=ゾンビ物が気になった・・・。
今年になって、まさかのDVDがリリースされた。

シッチェス映画祭とは、SF・ホラーやサスペンスなどのジャンル映画を特化して扱う「世界三大ファンタスティック映画祭」のひとつ。
1967年から続く歴史あるもので、毎年10月 スペイン、バルセロナ近郊ののシッチェスで開催される。

南北戦争終結から数年。死者がよみがえる謎の疫病が広がり、元南軍兵士エドワードもゾンビ化した妻子をやむなく撃ち殺すことになった。生きる希望を失って放浪する彼は、やがてアイザックという男に出会う。彼によると、敗戦した南軍のウィリアムズ将軍の一味が、この疫病を悪用するため人をさらって人体実験を行なっているという。エドワードは、一味にさらわれたというアイザックの妹エマの救出に手を貸すことになるのだが……。


南北戦争にゾンビ出現!
アメリカを二分した南北戦争期に世界中でゾンビが発生した!
家族を失ったエドワードが放浪の先で見たのは、ゾンビより凶悪な生き残った人間たちの姿だった。

ありゃりゃ~ [リンカーンVSゾンビ] に続いての、南北戦争ゾンビだよ。
史実としてそういうのがあったのか?!


ウイリアムズ将軍は南軍の敗戦が認められず、もはや正気を失っていた。
生まれながらにゾンビに対する免疫を持つ者がいて、それをみつけて金儲けを企むのだった。
さらって来た人間を一人ずつゾンビのおりに入れ襲わせて、免疫を確かめるつうのが恐ろしい!!
生存者も次々ゾンビになって行くという悪魔の所業!

exit04.jpg

数々のゾンビ映画の中、「ゾンビに対する免疫を持つ人間」というのは初めて聞いたぞ!
おもしろいアイデアだな。果たしてそれはほんとにいるのか?!


なんとかエマを助け出し、一行は魔女と恐れられているイブの家に身を寄せる。
イブの口から、ゾンビが生まれた真実が語られる・・・。
そして追って来た将軍とエドワードの対決が――

exit02.jpg


ゾンビ映画のセオリーのひとつ : 「なぜゾンビが発生したか?」という理由づけがあり、スッキリ気分。

低予算のB級映画と言われながら、情熱のある映画作りが感じられる。
説明的回想シーンは、予算の関係でアニメーションが使われたりくふうが見られる(笑)

「ゾンビはなりたくてなったわけではない」と「ゾンビ=悪」と捉えない視点が新鮮でした。

エドワードのおりこうちゃんな愛馬もゾンビに噛まれてしまう。
今まで「動物=ゾンビ」というのは見たことないぞ。
動物がゾンビにやられたら、やっぱりゾンビ化するのか、どうなのか?
わくわく・・・と思ったら、エドワードによりやすらかに眠らされたのだった。

exit01.jpg


ゾンビ映画というのは、素材はもう決まっているわけで、それをどう料理して味付けするかというところがミソ。
今作は、あちらこちらに味のアクセントになるような新鮮なモチーフあり。

イブを演じたのは、ディー・ウオーレス。
この映画にまさかメジャーな役者が出ているとは・・・。
ディー・ウオーレスといえば、[ET](’82)に出て来るママだったので、このおばさんがそれとは全くわからず。
もう30年前ですか。

exit03.jpg


DVDのメイキング映像を見ていると、少ない予算で過酷な撮影現場ながら、みな映画作りを楽しんでいる雰囲気が感じられ好感が持てました。
映画作りってこれだよね。熱いよね!ってかんじ。

日本タイトル「夜明けのゾンビ」というのは、劇中「夜明けになったら出発だ」というセリフから取ったのかなあ。
ちょっと不思議なタイトルだよな。一度聞くといい意味で ”ひっかかる”。
絶望の淵にも夜明けは来るっていう意味もあるのかも。

===
「シッチェス映画祭 ファンタスティックセレクション」は今年も開催されます。
今年は、10月26日から @ヒューマントラストシネマ渋谷
→ サイトは こちら 


警察署長PageTopリンカーン VS ゾンビ

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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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