ダラス・バイヤーズクラブ

[ダラス・バイヤーズクラブ]
(2013/DALLAS BUYERS CLUB)


dbc03.jpg


2012年ごろから役作りの為激ヤセしてるマシュー・マコノヒーのニュースが流れてキタ。
まじヤバくね?大丈夫なんか??
早く完成作を見たかった。

試写 @一ツ橋ホール


1985年、ロン・ウッドルーフはHIV+で余命30日と宣告される。
酒と女とクスリとギャンブルに溺れるデタラメ男だったが、特効薬を求めて東奔西走、その薬を患者たちに提供して行く――


当初ロン・ウッドルーフは、ゲイで志高い活動家なんだと思っていた。
ところがどっこい、バリノンケ、しかも超オンナ好きのスケベ男だった!

丁度ロック・ハドソンの死が報じられた時で(1985年10月2日没)、ロンも仲間と一緒にハドソンのことをあげつらって笑っていたのだった。
当時はエイズのことなど誰も知らなくて、”ホモ”の病気だと思われていた。
バリ女好きの自分がエイズであるわけがない。診断は間違いだと思いたい。

ここでエラいと思うのは、デタラメ男は図書館に行き、新聞資料を片っ端から調べるのよね。
そこに「数パーセント異性間性交渉で感染」という一文をみつけ状況を悟る。

ここまでの導入部がテンポよくなかなかいい。
ロンという男の人となりがよくわかる。

ここから一念発起、ロンはエイズについて猛勉強する。
この時エイズ治療薬AZTは未承認、入手困難な上、高価だった。
ロンはメキシコに渡り、対抗薬を手に入れ患者たちにさばき始める。
そんな中トランスジェンダーのレイヨンと知り合い、「ダラスバイヤーズクラブ」を立ち上げる。
会費を募り必要な薬を会員に無料で配るというものだった。

dbc07.jpg

ロンは世界中を飛び回って薬を調達、まあいわゆる密輸入をするわけで、ある時はビジネスマン、ある時は神父に化けたり。これが笑える~
日本にもやって来て、渋谷のスクランブル交差点が映る。
今や日本=トーキョーといえば、ここなんだね。ふむふむ。

何度も摘発されるんだけど、ロンは全然めげない。
事務所の前には薬を求める人々の長蛇の列が出来る。

そして政府や製薬会社を相手取り、余命を賭けた戦いが始まるのだった。


dbc05.jpg

この作品のいいところは、「死」をめぐる話であるのに、”お涙ちょうだい”に描いていないこと。
ロンを演じるマシュー・マコノヒーは常にユーモアをもって演じていた。
マシュー・マコちゃんは映画の最初からけっこーやせているので、どんどんやつれて行く悲壮感は感じなかった。

むしろ話が進むにつれ、ロンがどんどん生き生きとしてくるのがおもしろい。
酒もクスリもやめて食生活も改善。死を前にして生への執着が生まれたように見える。
信念を持って生きることが何よりの特効薬なんだよね。

レイヨンと二人でスーパーマーケットに行き、レイヨンがすぐポテトチップスをカートに入れようとするのにダメ出し(笑)
自分は「赤身の肉」を買ったりするシーンが印象深い。

その一方、生活を改めないレイヨン、クスリもやめられない。
レイヨンはそう長くないことが見ていてわかる。
その時!
こりゃ、アカデミー賞行くんじゃないかい?と確信!
助演賞は出番が多くない方が却ってインパクトが強いよね。どうだ!?


ノミネートはされなかったけれど、二人を見守るドクターのイブを演じたジェニファー・ガーナーがとっても良かった。
美しく華やかな女優の顔を捨てて役になり切ってた。好演。

dbc08.jpg


テキサス=保守的な街、それまで偏見に凝り固まっていたロンでありますが、レイヨンをはじめ多くのゲイと接する内、彼らに敬意を払うようになるんだよね。
病気になってからの人生の方が実り多いって皮肉。

――死なないことに精いっぱいで、
  生きている気がしないんだ


劇中で印象に残ったセリフ。
精力的に動き回るロンだけど、イブの前で本音を語る。
泣けちゃうセリフだ。

さて、ジャレと共にマコちゃんの受賞はいかに?
「映画秘宝」の高橋ヨシキさんは、デカプーの受賞はないと断言@MXニッポンダンディ
デカプーはアカデミーに嫌われてるから、というのが理由だけど(笑)

二人で合計約40キロの減量。
これがオスカーにつながるかどうか、当日が楽しみだわ~~


↓ マコちゃん、イヤ汁時代 やだわ~

dbc01.jpg

↓ ジャレって顔がけっこゴツいから服着てるとよくわかんなかったけど、
  脱ぐとゴイスだね
dbc02.jpg


↓ 撮影が終わったら元気な姿を見せるジャレとマコちゃん
  ジェニファーも美しい女優の顔に!

dbc04.jpg

↓ リアル ロン
dbc09.jpg


新しき世界PageTopアメリカン・ハッスル

Comment

Commentの投稿

 管理人だけに表示する

プロフィール

ナンシー☆チロ

Author:ナンシー☆チロ
映画と本のつれづれ日記。
マイナー路線でごめんなさい。
サッカーも好き☆
過去記事へのコメントも歓迎です。
尚、宣伝目的や記事に関連のないリンク・コメント・トラックバックなどはこちらで削除させて頂きますので、ご了承下さい。

追記・その他

  (2015/8/24) 「怒り」に追記あり。

リンク
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ(タブ)

最近のトラックバック
カテゴリ
カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

ブログ内検索

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
QRコード

QRコード

RSSフィード