52 チューズデイズ

[52 チューズデイズ]
(2014/Australia/52 TUESDAYS)


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【第23回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(2014)上映作品】

ママが「男」に?

一風変わった映画だった。

16歳のビリーはちょっとマセた高校生。ある日、ビリーは一緒に暮らしていた母親から「男性になりたい」と告げられる。
母親のホルモン治療の間ビリーは父親と暮らし、毎週火曜日に母親を訪ねることに。


母親に「男」になることを告げられても、ビリーは動揺するでもなく、自然に受け入れているかのよう。
ビリーはちょっと”個性的”なコなので、それもありなのかなあ、と見ていた。
やがてビリーは同じ高校のジャスミン(♀)とジョシュ(♂)と知り合いつるみ始める(逆ドリカム状態)。
心の空洞を埋めるかのように三人で過ごす時間にのめり込んで行く。さらに性への好奇心も・・・。

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「TG」=トランスジェンダーの話なんだけど、その人本人が主役ではなくて、その娘のお話。
TGは全体のストーリーの中の、あくまでモチーフのひとつ、という描き方がいい。

ママのこと大好きだから応援してたけど、
やっぱり思いは複雑。
ママが変わって行くのを見るのはつらい。

傷つきやすい思春期の少女だもんね・・・。

ママと火曜日にしか会えないの?と最初は言っていたのに、次第にママと距離が出来始め、約束をすっぽかし、やがてママと会うのも拒絶するように・・・

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===
実際に1年をかけて毎週火曜日に撮影された。
一年の間に少女はどんどん別の顔になって行く。
この時期のこどもってすごいね。
大人の女性の顔になっていくんだもん。

一方、ママの方も変わって行く。
名前が「ジェームズ」になり、短髪に。
念願の乳房切除。だけど、これって大手術だよね。
術後に誰かのサポートがないと大変というのがよくわかった。
ホルモン治療を始めたが、体質に合わず副作用に悩まされ断念。
精神的に不安定になって行く。
ジェームズはホルモン治療を受けずに「男性」になる道を探って行く。

映画を観ている間に、自然にTGへの理解が深まるようなつくりになってる。

主役の Tilda Cobham-Hervey ちゃんがとにかくカワイイ 
子鹿の様にすらっとした足、小さい顔、キュッと上がった口角。
とってもラブリー☆
ティルダから目が離せなかった。

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2014年サンダンス映画祭監督賞(ワールドシネマ部門)受賞。
また、2014年ベルリン国際映画祭クリスタルベア(generation 14 plus)も受賞している。

クリスタルベア(generation 14 plus)ってなんぞ???
と思ったら、クリスタルベアは「こども」を対象にした映画に与えられる賞で、今作は「14歳以上の青少年を対象にした映画部門」を受賞。
7人のこどもの審査員により最優秀賞が選ばれた。

これをこどもが観て審査したって・・・。うーーん・・・。

↓ ソフィー・ハイド監督とティルダちゃん☆
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ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~/アゲンスト8PageTopハワイ

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追記・その他

  (2017/07/15) 「FATHERS」に追記あり。 プーン役のAsda Panichkulは元MTVアジアの人気VJで東南アジアでは有名人。 ユク役のNat Sakdatornはタイのタレント発掘番組で優勝した実力派シンガーソングライター。

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